おいしい白菜の見分け方(丸ごと編)
白菜の選び方で注目してもらいたいのが「外葉」と「重さ」!
持ったときに、見た目よりずっしりしているものはよい白菜です。
また、外の葉の緑色が鮮やかで瑞々しいものを選びましょう。
チェックポイント
- 見た目よりも重量があるもの。
- 外葉の緑色が濃いもの。
- ゴマような斑点がないもの。
- 巻がしっかりしたもの。
※買ってきた白菜にゴマのような斑点があった場合、病気や農薬でないかと不安になりますが、白菜が持つ生理反応として表面に黒い点が現れることがあるので、食べる分には問題ありません。
おいしい白菜の見分け方(カット編)
カットされた白菜も、基本的なチェックポイントは同じです。
葉の色がよく、巻がしっかりとした、葉がぎゅっと詰まったものを選びましょう。
それに加え、断面の瑞々しさや芯の状態も注目したいポイント。
芯の部分が盛り上がっているものは鮮度が落ちているので、カット面が平らなものを選びましょう。
チェックポイント
- 断面が瑞々しいもの。
- 芯の部分が盛り上がっていないもの。
最適な保存条件
家庭での保存は新聞紙に包み、ベランダや玄関など日の当たらない場所で保存するとよいでしょう。
傷みやすい夏場は、冷蔵庫の野菜室で、傷まないように立てて保存するのが望ましいです。
立てて保存が難しい場合は、斜め置きでもOK! 頭頂部が高くなるように置きましょう。
カットした白菜は、ラップに包み冷蔵庫の野菜室へ。
長く保存したい場合は、カットせずに一枚ずつはがして使うのがポイントです。
チェックポイント
- 冬場は新聞紙に包み、日陰で(ベランダや玄関)。
- 夏場は傷みやすいので、冷蔵庫の野菜室で立てて保存。
- カットしたものは、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室で。
- 長く保存したい場合は、カットせずに一枚ずつはがして使うこと。
調理のコツ! 葉と芯それぞれの個性を活かす料理を
白菜の葉と芯では水分量が違うので、調理の際は切り分けて使いましょう。
芯は火が通りにくく硬いが、歯ごたえが楽しめるのでサラダや浅漬けがおすすめです。
葉は火が通りやすく柔らかいので、お浸しや鍋料理などに使ってください。
白菜の葉におすすめ料理
火の通りやすさ、やわらかさを活かした料理がおすすめです。
- お浸し
- 鍋料理
- 巻きもの(肉巻きなど)
白菜の芯におすすめの料理
シャキシャキとした食感が楽しめる生食がおすすめ。
- 浅漬け
- サラダ
栄養
体内の塩分を排出し、利尿作用のある「カリウム」。
白菜は水分量が多いのでカリウムの栄養効果が発揮されやすいのが魅力です。
ビタミンCも豊富ですが、ビタミンCは熱に弱く、水に流出しやすいという特徴があるため、鍋物やお浸しにすると失ないやすいです。ビタミンCを摂りたい場合は、漬物やサラダにするのがおすすめ。
食物繊維も豊富なので、整腸効果・便秘解消にも期待ができますよ。
主な栄養素
- カリウム
- ビタミンC
- ビタミンK
- 食物繊維
彩りをプラスできる「オレンジ白菜」! カロテンも摂れる
外皮は緑色だけど中が葉がオレンジ色の白菜。
基本的に普通の白菜と同じように調理してOKですが、シャキシャキの食感を活かすならサラダなど生食がおすすめ。
加熱すると、オレンジ色がさらに色鮮やかになるという特徴があるので、加熱調理もいいですよ。
鍋やスープの具材にすると、かわいらしくなるのでおすすめです。
通常の白菜にない栄養素「カロテン」が含まれている
オレンジ白菜の魅力は、見た目だけではありません。
通常の白菜では摂れないカロテンを摂取できるのは大きな魅力もです!
カロテンは油と一緒に食べることで吸収率があがるので、炒めたり、マヨネーズで和えたりすると吸収率が上がります。
旬の白菜を食べよう
冬の食卓で大活躍してくれる白菜。
比較的日持ちする野菜ですが、より長く、おいしく楽しむために、ぜひ参考にしてくださいね。
旬の白菜を食べて、冬を元気に乗り越えましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。