超優秀!キャベツは栄養豊富な野菜
おいしいキャベツの見分け方と保存法で以前解説しましたが、キャベツは意外と長く保存できる野菜。まるごと購入したのか、カットで購入したのかによって保存する方法がわかれます。まるごと買った場合は、芯をくりぬいてみずで濡らしたキッチンペーパーを詰め込むと良いですよ。
今回は、栄養面についてお話ししたいと思います。
キャベツの栄養素といえば、「キャベジン」と呼ばれる「ビタミンU」が特徴的です!
キャベジンは胃腸の働きを助け、胃腸薬の成分にも使用される栄養分で、特に春キャベツの中心に近い黄色い葉部分に多く含まれるといわれています。
また皮膚や粘膜の健康維持に役立つとされるビタミンCは、淡色野菜の中ではかなり豊富なほう。
カルシウムや食物繊維も多く、意外にも栄養面に優れた野菜なんです!
キャベツに含まれる主な栄養素
- ビタミンU
- ビタミンC
- イソチオシアネート
- ビタミンK
季節でいろいろ!キャベツの特徴
季節ごとに味わいや食感の特徴の異なるキャベツ。
柔らかい春玉キャベツ、冬に出回る巻きの硬い寒玉キャベツの2種類が主です。
3月までの冬の期間は「寒玉」と呼ばれる、どっしりとしたキャベツが出回ります。
季節ごとの味わいの違いを楽しめるのもキャベツの魅力の1つです!
冬キャベツは煮込み料理に!加熱して甘みが増し増しに
冬キャベツ(寒玉)は、葉に硬さがあり、加熱すると甘みが増すので、スープや煮込料理に向いています。
ビタミンC、Uは水に溶けやすく、熱にも弱いので生の場合は水にさらしすぎないこと。
煮る場合は加熱時間を短めにし煮汁ごと食べるのがおすすめです。
春キャベツは生で食べるのがおすすめ!
淡色野菜ながらも栄養たっぷりでおいしいキャベツ。
スーパーでは、柔らかい春玉キャベツが出回り始めましたね。春キャベツは冬キャベツと違って巻きのゆるいものを選ぶのがオススメです。一方で冬キャベツはずっしりと詰まったものがベスト。冬キャベツの感覚で春キャベツを見ると「なんだこのスカスカしたキャベツ!」と思ってしまうかもしれませんね。
あると便利な作り置きレシピ「コールスロー」
食卓の副菜に、お弁当に、サンドイッチの具材に、あると便利なコールスローはキャベツを買ったら作りたい一品です。
冷蔵保存で4日程日持ちもするので、週末に作っておけば一週間の食事作りがラクになります。今回は、柔らかい春キャベツを使ったコールスローの作り方をご紹介します。
材料
- キャベツ……4分の1
- お好みの具材(ハム、コーン、ニンジンなど)
<調味料>
- マヨネーズ……大さじ3
- 酢……大さじ1
- 砂糖……小さじ2
- 塩胡椒……適量
作り方
- キャベツを千切りにし、具材を食べやすい大きさに切る。水気をしっかり取る。
- ボウルに調味料を入れて混ぜ合わせる。
- 全てを混ぜ合わせて完成。
3月は冬キャベツと春キャベツが味わえる季節。それぞれの良さを生かして旬を感じながらキャベツを楽しんでみてはいかがでしょうか。
>>併せて読みたい:丸ごとキャベツの保存法!冷蔵庫に入れる前に必ずやってほしいこと
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