にんじんの選び方と保存方法では、「皮がキレイで滑らか」「切り口が小さいにんじん」がおいしく、また冷蔵保存する場合は乾燥を防ぐためにキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れること、冷凍することで日々の調理が時短できることをお伝えしてきました。今回は栄養と調理のコツについてお話していきます。
にんじんは栄養豊富な緑黄色野菜!
にんじんの栄養素で有名なβ-カロテン。
体内でビタミンAに変わり、抗酸化作用・皮膚や粘膜を丈夫に保つ働きがあるといわれています。
強い抗酸化作用を持ち、がんや動脈硬化の予防も期待できます。
他にもカルシウムや鉄、ビタミンB1、Cなどがバランスよく含まれており、にんじんは非常に栄養豊富な野菜です。
主な栄養素
- β-カロテン
- カルシウム
- 鉄
- ビタミンB1
- ビタミンC
- 食物繊維
- カリウム
調理のコツ!皮も捨てないで!油と一緒に食べてカロテンの吸収率UP
β-カロテンは「油」と一緒に摂取すると吸収が高まります。
油で炒めたり、生で食べる場合はマヨネーズやドレッシング、オリーブオイルなどと一緒に食べるのがおすすめです!
またカロテンはにんじんの皮の近くにあるため、皮も捨てずに金平などにするとよいですよ。
カラフルにんじんはサラダ向き!彩りがGOOD
最近人気が高まっているカラフルなにんじん。
マルシェや直売所などで見かけることも増えてきました。
カラフルなにんじんは、調理により色落ちしやすいので、生のままサラダなどにして食べるのがおすすめ!
カフェで出てくるような華やかなサラダになりますよ!
スライスして和えるだけ!にんじんのナムル
にんじんをスライスしてごま油で和えるだけで完成する簡単ナムル。
ごま油と一緒に食べることでカロテンの吸収率がUPします! 作り置きにもおすすめです。
お好みでキュウリやもやしなど材料を加えてもおいしく作れますよ。
【にんじんの作り置きレシピ】スライサーで時短&簡単!もう1品欲しいときに重宝する副菜レシピ!お弁当にも
栄養たっぷり!油と一緒ににんじんをおいしく食べよう
緑黄色野菜で栄養が豊富なにんじん。
油と一緒に皮ごと調理することで、その栄養をたっぷり体にチャージできます。
あと一品欲しいとき、食卓彩りが欲しいとき、ぜひニンジンを料理に取り入れてくださいね!