ナスの選び方
ナス選びで注目するのは「皮」と「ヘタ」。
皮にハリツヤがあり、ヘタの下が白いものは新鮮なナスです。
白い部分の面積が大きいものほど鮮度が高いんですよ。
またヘタの切り口やトゲもチェックポイント!
切り口の瑞々しく、トゲに鋭さがあるものは新鮮です。
漬物にするなら「水ナス」
絞ると水がしたたるほど多汁な「水ナス」は漬物向き!
新鮮なものは刺身として食べるのもオススメ。
味噌田楽にするなら「米ナス」
大きい果実と緑色のヘタがトレードマークの「米ナス」は加熱向き!
田楽や焼きナスにするとトロッとした味わいを楽しめます。
煮込み料理なら「ゼブラナス」
紫と白の縞模様がオシャレな「ゼブラナス」はイタリア出身の加熱向きのナス!
実は硬めですが、ソテーやラタトゥイユなど煮込み料理がおすすめ。
ソテーするなら「長茄子」
細長い形が特徴の長茄子は加熱すると、とろっとした食感を味わうことができます。
焼きナスにしたり、煮浸しにするのがおすすめです。
選ぶポイント
- 皮に光沢とハリがあるもの
- 表皮に色ムラがなく、ヘタの下が白いもの→新鮮であればあるほど白い面積が大きい
- ヘタの切り口が新しいもの
- トゲのある品種は、トゲが尖っているもの
- 作りたい料理によって選ぶ品種を変えるとよい
ナスの保存方法
ナスは暑いインド原産で寒さに弱い野菜。
10℃以下の冷蔵庫で保存すると呼吸が止まり窒息状態になってしまい、いわゆる低温障害を起こしてしまいます。
とはいえ熱い夏に常温保存をするのもなかなか難しいもの。
ナスの保存のコツについてお伝えしていきます!
【冷蔵】冷えすぎを防ぐ!野菜室での保存方法
冷蔵庫の野菜室で保存する場合は、冷えすぎないように新聞紙や紙袋、キッチンペーパー・ラップで包むと持ちがよくなります。乾燥に弱くしなびやすいので、冷風が当たるのも劣化の原因に。
【冷凍】縦割り・輪切りで冷凍
水にさらしてアク抜きをしてキッチンペーパーで水を拭き取り冷凍します。
冷凍したまま調理可能。ナスの揚げびたしや、炒め物に使えます。
さまざまな品種を使い分け!夏のご馳走「ナス」を楽しもう
おいしいナスの選び方と保存方法、種類によって違うおすすめナス料理についてお伝えしました。
昔ながらのナスもおいしいですが、今年は珍しい変わり種のナスの料理に挑戦してみてはいかがでしょうか?
次回はナスの栄養と調理のコツについてお伝えしていきますのでお楽しみに!