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夏の紫外線対策にはピーマン&パプリカ!種とワタを一気に取る方法とは?#野菜ソムリエいけごまの知恵袋

料理・グルメ

o-dan.net

2021.07.08

栄養おいしいピーマン・パプリカの選び方と保存方法では、ピーマンを選ぶ際に「皮」「ヘタ」のハリツヤをチェックするのが大切だとお伝えしました。冷蔵保存ではポリ袋に穴を開けて通気性確保し、冷凍保存は使いたいメニューによって切り方を変えることをお伝えしました。今回はピーマン・パプリカの栄養と調理のコツなどについてお伝えしていきます。

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連載:知るだけで「美味しい」が変わる!野菜ソムリエの知恵袋

漢方では「肝」に働き、「気」を滞りを解消・巡らせることで気分をのびやかにし、リフレッシュ効果が期待できるといわれるピーマンとパプリカ。胃腸の働きを活発にする作用があるので、ストレスで食欲がないときや、疲れがたまっているときにもおすすめの食材です。

そんなピーマン・パプリカは夏の天敵の紫外線対策にも効果が期待できるんです。

紫外線対策にも!色によって違うピーマン・パプリカの栄養素

ピーマン出典:o-dan.net

ピーマン・パプリカの栄養素といえばビタミンC!
通常熱に弱いビタミンCですが、ピーマン・パプリカはち密なつくりの野菜なので、加熱してもビタミンCが壊れにくいのが特徴です。ビタミンCは肌の再生を促し健康的に保つ効果があるので、日差しの強くなる夏に積極的にとりたい栄養素です!

パプリカは色によって栄養素が異なり、赤パプリカにはカプサンチン、黄パプリカにはカロテンが含まれます。
カプサンチンもカロテンも抗酸化作用が期待できるので紫外線対策としてぜひ食べてください!

香り成分のピラジンは、血液中の血液凝固を抑える働きがあるといわれ、生活習慣病の予防に役立つ成分として注目されています。

主な栄養素

  • ビタミンC
  • カロテン(黄パプリカ)
  • カプサンチン(赤パプリカ)
  • ピラジン

調理のコツ!縦半分に切ると種とワタを一気に取りやすい!

カットピーマン出典:www.photo-ac.com

ピーマン・パプリカは、調理の前にヘタと種を取り除く必要があります。
ヘタの部分を横に切ると、種を取るのに時間がかかりますが、縦に切ると一気に処理できるのでおすすめです。

中に残った種は外側からポンポンとたたくと簡単に落ちますよ。

切り方で変わる食感!シャキシャキにしたいときは?

ピーマン・パプリカ切り方出典:o-dan.net

ピーマン・パプリカは切り方によって食感が変わります!

シャキシャキ感を出したいときは、繊維に沿って縦切りに。
サラダなど生で食べるときは繊維を断つように横切りにすると、やわらかい口当たりになりますよ。

加熱すると甘みがUP!

青椒肉絲出典:www.photo-ac.com

生食でも食べれますが、加熱することで甘みを増すピーマン・パプリカ。
特に黄パプリカに含まれるβ-カロテンは油との相性抜群で吸収率が上がります。

混ぜて簡単!スティックパプリカのごま味噌ディップ

胡麻みそディップ

パプリカを最も手軽に食べられるスティックサラダ。
瑞々しいパプリカにごま味噌ディップのコク旨さが絶妙にマッチしてますよ。

<材料>

  • パプリカ

【ディップソース】

  • 味噌……大さじ1
  • マヨネーズ……大さじ3
  • すりごま……大さじ1
  • めんつゆ……小さじ2分の1
  • 砂糖……小さじ2分の1

<作り方>

  1. シャキシャキ感を出すために、パプリカを縦に切る。
  2. ディップソースの材料をすべて混ぜ合わせる。
  3. 皿に盛り付けて完成!

ピーマン・パプリカを食べて元気に夏を乗り切ろう

ピーマンとパプリカ出典:www.photo-ac.com

旬の野菜にはその季節の体に必要な栄養がたっぷり!
ピーマン・パプリカを食べて、紫外線が強く、暑い夏を元気に乗り越えていきましょう!

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著者

いけごま

いけごま

自宅で作れる手軽な料理や、お酒に合う簡単なおつまみが得意な酒飲み。 旬の野菜や果物の良品の見分け方や上手な保存方法、おいしく食べるコツなどを発信。少しの工夫で生活がぐっと楽しくなる、そんな記事をお届けします。

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