油漬けだけどさっぱり「サラダサバ」
金華さば缶で知られる木の屋石巻水産の「サラダサバ」は、高級な食用油・綿実油と野菜エキスで煮込んだ珍しいさば缶。水煮と違って油分が加わっているから、そうめんつゆに入れるとコクが出るのであります。
とはいえ、塩味ベースで野菜エキス入りなので、トータルではすっきりとした味わい。好みの薬味をたっぷり合わせれば、まさにサラダ感覚のそうめんになりますぞ。
ピリ辛味が食欲をそそる「めんツナかんかん」
博多ふくやといえば、辛子明太子を日本で初めて商品化したパイオニア企業。そこがツナ缶メーカーと手を組んで作ったのが、この「めんツナかんかん」であります。明太子を作るための特製漬けこみ液で味付けしているので、あとを引くウマ辛味がぎゅっと染みている。脂が乗ったビンナガマグロを使っているから、うまみがある上にしっとりジューシーで、淡泊なそうめんによく合うのだ。
雰囲気はタイのカオソーイ風「バターチキンカレー」
ほぼほぼ100円近い値段で買えるいなば食品のカレー缶シリーズ。白ごはんにかけて食べるのがもっともポピュラーだけど、実はそうめんにも合うんです。
数あるカレー缶の中で、この「バターチキンカレー」をそうめんにまぶせば、タイ北部の麺料理「カオソーイ」みたいな一品になる。カオソーイはココナッツが豊かに香るのが特徴で、このバターチキンカレーにもココナッツミルクが使われているのだ。あとはパクチーを刻んで乗せれば缶ぺき(完ぺきの意)。
今回はそうめんに合わせて美味しい缶詰3缶を紹介しました。次回は実際にこれらの缶詰を使ったそうめんレシピを紹介します。お楽しみに!