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安いそうめんが「コシのある高級そうめん」に変わる方法。“冷蔵庫にある赤い食材”と一緒に茹でるだけ。

料理・グルメ

2021.08.07

夏のお昼と言えば「そうめん」! 茹でる時間の少なさといい、ツルっとした食感と喉越しの良さといい、夏に欠かせない食材です。 ただ茹でて食べるだけでも美味しいのですが、コシがあるそうめんのほうが食べ応えが違います。格安そうめんを高級そうめん並みに美味しくする秘訣は「コシにあり!」とのことで、料理研究家の佐々木綾子先生にやるのとやらないのとでは大違いの「そうめんのコシが出る、美味しい茹で方」をレクチャーいただきました。

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特集:毎日食べても飽きない【そうめん・アレンジレシピ】

そうめんの美味しさは「コシ」で決まる!

そうめんはすぐに茹で上がるので暑い夏に火の前で待つ時間が少なくありがたいですよね。
一方で茹で時間が短いからこそ、茹でている間につゆの準備をしたりして、少し長めに茹でてしまうこともあるのでは?
でもそれがそうめんの美味しさに大きく影響してしまいます。

そうめんが伸びてしまって柔らかくなりすぎたことはありませんか? やはり、そうめんの美味しさは「コシ」で決まると言っても過言ではありません。

そうめんのコシが劇的にアップ!その方法は

そうめんは基本の茹で方をしっかり守るだけでもだいぶ美味しいそうめんになりますが、さらにすごい方法があります。

それは「梅干を入れて茹でる」こと!

梅干しを入れてそうめんをゆでる

驚くほどコシのある美味しいそうめんになり、格安でコシが弱いそうめんが格段に美味しくなるんです!

梅干しを入れると、梅干しに含まれるクエン酸の影響でゆで汁が弱酸性になり、麺に含まれるでんぷんが溶けだしにくくなりため、ゆで崩れの少ない美味しいコシのある麺にゆで上がると言われています。

ちなみに、ここで必要なのは「酸」なので、梅干し以外でもお酢やレモン汁を加えても同様の効果が得られますよ!お湯1ℓに対して大さじ1杯程度加えます。酢を加えてものちにもみ洗いすればほとんど酸っぱいにおいは気にならなくなりますが、私のおすすめは梅干しかレモン汁です。

※ただし、これはあくまでも「基本の茹で方」で茹でてこそ生きます。茹でるお湯の量や茹で時間などはしっかり管理してくださいね。

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著者

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saita編集部

saita編集部です。毎日が楽しくなる、心がラクになる、そんな情報をお届けします。

監修者

佐々木綾子

佐々木綾子

サステナブル料理家・日本茶アンバサダー。 「チャノキ」からつくられる日本茶の魅力を発信。麦茶も好きでよく飲んでいます。 Instagramでは「SDGsなおうちごはん」のレシピを連日更新中!カラフルベジバター、まるで謎肉?!肉っぽい豆腐ミート、ずぼらでも出来るロス対策「まるごと冷凍」、スーパーの値下げ棚活用法など。レシピ提供・商品開発・出演・寄稿等を展開しています。

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