初級編:野菜と一緒にトースト乗せ!
トーストにバターを塗って、ツナと温野菜を乗せて、レッドペッパーを散らせば缶成! 温野菜は何でもよくて、この写真では茹でたインゲン(昨夜のサラダの残り物)を使っております。
ナイフとフォークを使ってしずしずと食べるもよし。半分にたたんでかぶりつくのもよし。
【おいしくするポイント】
使うツナ缶は油漬けで、ファンシーやソリッドと呼ばれる切り身の大きなものがオススメ。食べ応えがあるのだ。トーストに乗せるときには油もまとわせたまま乗せると、しっとりおいしくなりますぞ。
中級編:ツナのうまみを生かした和総菜!
使うツナ缶はフレークの油漬けタイプ。小鍋にツナを油ごと入れ、大さじ1の水を加えて中火にかける。
ふつふつしてきたら水溶き片栗粉大さじ1を加えてよく混ぜ、とろみがついたら火を止める。とろみがつかない場合は、再び火をつけて混ぜればとろとろしてきますぞ。
ブロッコリー、ニンジン、カブの温野菜にとろみつきツナを掛ければ缶成! 言わばツナの餡かけであります。
ツナはうまみが豊富なので、餡にして温野菜に掛ければ、野菜がいくらでも食べられる。野菜はあり合わせのものでOK。
【おいしくするポイント】
ツナの餡を作るときは手早く行うのがよし。加熱時間が長いとツナの色が悪くなり、香りも失われるのだ。
上級編:見た目がケーキ! ペルーのツナ缶料理「カウサ」
使う材料はツナ缶(フレーク油漬け、ピリ辛味がオススメ)レモン、アボカド、マッシュドポテト(ツナの倍量)、マヨ&ヨーグルトのソース
マッシュドポテトにレモン半分の果汁を加える。マッシュドポテトはお湯を加えるだけで作れる粉末のものでもよし。
ツナは油ごとボウルにあけ、マヨネーズにヨーグルトを加えたソースを入れてよく混ぜる。ペルーでは単にマヨネーズを使うことが多いそうだけど、同量のヨーグルトを混ぜたほうがすっきりしておいしいと思う。
セルクルという型を皿に乗せ、マッシュドポテト、ツナ、マッシュドポテトの順で詰めていく。
型を使わずに重ねる作り方もアリ。
重ねたツナ&マッシュドポテトを型から抜き、スライスしたアボカドを添えてマヨ&ヨーグルトソースをかければ缶成! 手間を掛けただけあって、見た目が実に愛らしい。
ポテトのモクモクした食感にツナのうまみが混ざり、素朴ながら賑やかな味。合間にアボカドを頬張ると、アボカドの脂っこさがよく合う。
【おいしくするポイント】
見た目が命の料理なので、例えばアボカドは隣に添えず、ツナ&マッシュドポテトの上に円形に並べ、グリーンの彩りをプラスする手もアリ。マヨ&ヨーグルトソースは多めに作っておき、好きなだけ足せるようにするといい缶じです!
今回はツナ缶を使った変わり種の料理を紹介しました。ツナ缶の原料であるマグロやカツオは、うまみ成分のイノシン酸が豊富。だから料理に使えばダシを加えたような効果が出るんです。みなさんもぜひ、いろいろな料理に使ってみてください!
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