教えてくれたのは……総合家電エンジニア 本多宏行さん
テックマークジャパン株式会社業務部クレームチームエキスパート
家電全般、住宅設備、パソコン、車などの延長保証の修理精査業務に携わっている。
多種多様な家電製品の幅広い専門知識が必要となる「総合家電エンジニア(正式資格名称:家電製品総合エンジニア)」資格を保持。
コンピューターやバッテリーに高負荷をかけないで
「スマートフォンは精密機器です。コンピューターやバッテリーに高負荷をかけると、機器の寿命が縮んでしまいます」と話すのは、総合家電エンジニアの本多さん。
今回は本多さんに、スマホに負荷をかけてしまう、やりがちなNG行為を教えてもらいます。
NG行為1:充電しながらスマホを使用
多くの方がやりがちなのが、スマートフォンを充電しながら使用することではないでしょうか。例えば、充電しながら動画を再生すると、コンピューターから発生する熱と充電中に発生する熱により、本体が高温下にさらされます。それにより、バッテリーの寿命を縮めることになります。
充電中はスマートフォンを使用しないことが鉄則です。
NG行為2:ゲーム中、必要以上に連打する
携帯でゲームする際に、つい連打してしまうことはありませんか?
連打操作を必要としない場合は、一回のタッチで次のアクションまで待ちましょう。無駄に連打操作をすることも、コンピューターに負荷をかけてしまいます。少しの気遣いでバッテリーへの負担を軽減できます。
NG行為3:高温多湿の中で使う
湯舟につかりながらスマートフォンでネットサーフィンしたり、ゲームしたり……、そんな使い方もNGと認識しておくべきと思います。スマートフォンは、高温多湿の状況下で使用すると、バッテリーの寿命を縮めるだけでなく、本体の寿命も縮めてしまいます。
NG行為4:画面表示を過度に明るくする
画面が見やすいからと、過度に画面表示を明るくしていませんか?
適切な設定で使用することで、高負荷を低減できます。ご自身の設定を、今一度確認してみましょう。
いかがでしたか? 「これ、ふつうにやってた」と、心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今一度、スマホの使い方を見直してみましょう。