食費死守アイテムその2.冷凍野菜（今回は冷凍なす）
業務スーパーにせっかく出向いたら、一つは買ってほしいのが冷凍野菜。カットしてあるものが多くてラクチンです。冷凍野菜なら忙しい兼業主婦でも多く野菜を取り入れることができますよね。野菜があれば、献立に困ることってあんまりないんですよ。『みじん切りの玉ねぎ』や、『にんじんごぼうミックス』も使えますが、筆者のお気に入りが「冷凍なす」です。
ボロネーゼを作ったり、ナスの揚げ浸しを作ったり。でも一番おいしいのは自信を持って、「お肉と炒めること」だと思ってます！ お肉はそこそこでも冷凍なすをたっぷり入れれば、うちのパパは大喜びです。しめしめ……（笑）。
パパもニッコリ！冷凍ナスでボリューム味噌豚
【材料】（4人前）
・玉ねぎ……1個
・にんにく……1かけ
・冷凍なす……半量
・豚バラ肉（または豚こま肉）……200g
・にんにく……3かけ
・ごま油……大さじ2
＜a＞
・味噌……適量
・中華味……大さじ1
・和風だし……小さじ1
・砂糖……大さじ2
・塩胡椒……少々
【作り方】
1.にんにくは皮をむいて、スライスしましょう。豚バラ肉は一口大にカットして食べやすくしておきます。玉ねぎは少し厚めのくし切りでしましょう。深めのフライパンにごま油をひいて、そこににんにくを投入し弱火できつね色になるまで、じっくりと香りだしをしましょう。そして、豚バラ肉を焼いていきます。
2.豚肉に火が通ったら、塩胡椒をして軽く下味をつけておきます。そして、カットした玉ねぎを入れましょう。冷凍ナスは凍ったまま投入し、中火で炒めます。なすがトロっとしてきたら、＜a＞をいれて炒めましょう。ピリ辛が好きな方は、ここで豆板醤を入れてもおいしいですよ。
節約の王道！グラムあたりの単価が安いところに目を付ける
節約で予算の死守ができるかどうかヒヤヒヤしていると、辛くなることがあります。あれこれと悩んでいると、どうすればいいのか途方に暮れるからです。
そんなときは、これだけ覚えておいてください。『グラムあたりの単価が安いことを優先する』ということです。業務スーパーは価格が安いうえに、大容量のものが多いのです。精米だってとても安いですし、お米だけで言えば「チャーハン」「カレーピラフ」はもちろんのこと、またまた安い卵を組み合わせれば「オムライス」も候補に出てきますね。そして大容量で安いといえば、牛乳にとろけるチーズ。これは「グラタン」もできちゃいます。
このように大容量で安いということにコミットして、献立を立てると意外と作れるものが多くラクに食費を減らせることに気づくでしょう。多くの人は「ピザを作ろうかな？」「今夜はとんかつにしようかな」と悩むと思いますが、筆者の場合は「この豚ロースを減らしたい」「長ネギが余ってる」で、豚ロースのネギ味噌焼きに。「そういえば冷凍庫に豚バラ肉が余ってたな？」「冷凍ピーマンもあった」で、青椒肉絲といった具合に、食材から「この2週間作るもの」を決めます。
フードロスもなくなり、食材を見ればラクに夕飯が決められるので、このように食材にフォーカスして食費をやりくりする力をつけると食費の管理がしやすくなりますよ。
食費死守をするならフードロスをなくす
食費死守をしたいのなら、業務スーパーで大量購入して冷凍しておく。単価が安いものから献立を立てたり、冷蔵庫で腐らせそうなものから消費していくのがいいでしょう。もちろんその献立の味付けを担う自分のスキルも大切です。一見大変そうに見えますが、この力がつくと買い出しの時間もググっと減り、主婦の余暇が多くなるご褒美が待ってますよ。応援しています！
