裏ワザ番組の元祖「伊東家の食卓」で生まれた役立つ裏ワザなどをYouTube(裏ワザ倶楽部)で紹介中。
【運営・雨宮秀彦】
・「伊東家の食卓」など数々のテレビ番組やネットコンテンツを制作。
・現在はYouTubeを始めたい女性のための動画スクールを実施中。
実は「伊東家の食卓」で「別の器を下に敷いて温め、熱くなっていない下の器を持てば取り出せる」という裏ワザを紹介したことがありました。ところがこれだと、食品のある上の器は熱くて触れないので、器を二重にしたまま食卓に出すことになっちゃいます。伊東家の人たちが「もっといい裏ワザはないかなぁ」と話していたところ、投稿されたのがこのラップのかけ方を変える裏ワザでした。食卓に出す時の問題も解消されて、伊東家の皆さんにも大好評でした!
ただしこの裏ワザも、長時間加熱すると熱くなる場合があるのでご注意くださいね。
「レンジの加熱でお皿が熱くならない」裏ワザ
早速「レンジの加熱でお皿が熱くならない」裏ワザをご紹介します。
ラップをお皿より大きめにカットして全体にかける方が多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する裏ワザのポイントはラップのかけ方です。 特に新しく必要になるモノもないので、ぜひ今日から試してみてはいかがでしょうか。
方法
1. ラップをお皿より大きめにカットします。
いつもお皿にラップをかけるときと同じようにしてください。
ここまでは普段通りですが、ここからが裏ワザ!
2. 残りの(対角の2カ所)はラップの上に折り曲げます。
折り曲げた部分はすき間ができないようにお皿にぴったりと貼り付けます。
お皿にぴったり貼り付けることが裏ワザの大事なポイントです。
すき間があいていると料理が温まらなくなるので気をつけてくださいね。
これで準備は完了です。この状態でいつも通りにレンジでチンをしてください。
続いて、レンジから取り出す時の注意点をご紹介します。
ポイントをおさえてお皿を取り出して
ラップをかけていつも通りレンジで加熱しましたが、ここからが大切です。
ラップがかかっている部分を触ると、もちろんアチチ!となります。
ところが、ラップがかかっていない部分を持つと全然熱くありません!
加熱した直後のお皿なのに、熱いと感じずに触ることができるんです。
実際に温度を測ってみると
ラップがかかっている部分の温度は91°Cもあります。
一方、ラップがかかっていない部分の温度は42°C!驚くほどの温度差です。
ラップのかけ方を少し変えるだけで、こんなにも効果が出るんですね。
なぜラップがかかっていない部分は熱くならないの?
レンジで加熱すると食べ物の水分が高温の水蒸気となり、普通のラップのかけ方をしているとお皿全体にその熱が伝ってしまいます。
しかしラップがかかっていない部分は高温の水蒸気が触れないので熱くならず、加熱直後でも安心して手で持つことができるのです。
裏ワザ倶楽部のYouTubeでは動画でも解説中です。
ちょっとしたひと手間で、いつもの「アチチ!」から解放されますよ。ぜひ今日からお試しください。