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「献立を考える」大仕事から解放してくれたSNSに溢れるおいしいレシピとの出会い

カルチャー

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2025.10.12

潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】 「良い花は後から」ということわざがあります。先に咲いた花よりも、後に咲いた花の方が美しいという意味を持つこの言葉。人生も同じだと思いませんか? 酸いも甘いも経験した40代頃からのほうが人生の豊かさを感じられるようになります。そんなことを意識しながら生きているkahoが日々思うことをお届けします。

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連載:潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】

献立を考えるという大仕事

「今夜のごはんは、何にしよう」

ほぼ毎日、このことを考えている。主婦になって、14年。母になって11年。毎日、毎日、家族のごはんのことを考えている。

朝は、それぞれに決まったメニューがあるので、「何を作ろう」を考える手間がない分楽だけど、土日は、お昼ごはんのことも考えなくてはいけないので、「何を食べよう、作ろう」を考える時間が増える。

料理をするのは好きだ。牛スジを煮たり、テールスープを作ったり、手間がかかる料理をすることが私のストレス発散法のひとつだったりする。没頭できるうえに、おいしいごはんが出来上がるので、とても効率的なストレス発散方法だと思っている。

だけど、さすがに毎日の献立を考えることには飽きてきたぞ? と思っていたら、私の頭の中を読んだの? と思うようなタイミングで、TikTok やXにレシピ動画ばかりが流れてくるようになった。

スマホを見る女性出典:stock.adobe.com

見ると、作ったことはないけど、家族が好きそうで、おいしそうなレシピがたくさん出てくる。

「献立を考えるのに飽きた~!」と思っていたタイミングだったので、それからはSNSで目についたレシピを片っ端から真似してみることをはじめた。

作るのは苦ではない。とにかく、献立を考えるのが面倒だった。
「おいしそう!」と思うレシピを見つけたら、スーパーに行って必要な材料を買う。
スーパーに行って、「何作ろう~」と考えながらうろうろする時間も減った。

SNSが家事を楽にしてくれた

目新しいおかずに、家族も喜ぶ。
「なにこれ!」「おいしそう!」「すごーい!」
いつもと違うものが食卓に並ぶと、食事の前にひと盛り上がりがあって楽しいなぁという発見もあった。

料理出典:stock.adobe.com

夕ご飯を食べながら、その日のことを話す。これは我が家の日常。

「このレシピは、TikTok で見つけたんだけど、この人の他のレシピもおいしそうなの」と、次に作ろうと思っている候補の動画を見せると、「食べたい!」となる。
これでまた、次の献立を考える手間が省けた。
発信をしている人の中には、プロもいれば素人の方もいる。でも、みなさん、よく考えて、上手に作っている。

そして、それをとても分かりやすく編集して発信してくれているので、参考にする側としてはとてもありがたい!

なんとなく知っていたけど、作り方がわからなくて挑戦したことがなかったものも、動画で見ることで「やってみよう」という気持ちになるのだから、本当にありがたい。

最近、我が家の食卓は、これまでになくラインナップが豊かな気がする。

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せいろ蒸しが私の相棒に

どういう仕組みなのかはわからないけど、おすすめされる動画が私の好奇心をうまーい具合に刺激してくる。

「今だから、やってみよう!」と思えるものが、ベストなタイミングで表示されているような気がする。

夏からいろいろなレシピを真似していたら、秋になって突然私のおすすめに、「せいろ蒸し」のレシピが大量に表示されるようになった。検索したわけでもないのに。

せいろ蒸し出典:stock.adobe.com

いろいろなレシピを真似してきて、「せいろ蒸しかぁ。やってみるか!」という気持ちになったので、すぐにネットでせいろを購入した。

使いはじめる前は、水に3時間つけて、食用油を塗って乾かすという手間があることを、買った後に知る。

これも、楽しみながらやることができた。その間に、たくさん「せいろ蒸し」のレシピを見て、1日目は野菜をたくさん蒸してみた。

かぼちゃ、さつまいも、きのこ。秋ならではの食材をせいろで蒸すと、竹の香りと共に食材のふんわりとした香りが相まって食欲をそそる。

2段のせいろを買ったので、下の段ではお肉を蒸してみた。
これ、セットしたら火をかけて放置でいい。焦げる心配もない。その間に、ごはんを焚いたり、お味噌汁を作ったりしていると、おかずが完成する。

せいろ蒸しは、夕飯作りの時間がすごく楽になる! と、私は感じた。

今夜は、せいろで「明太うどん」を作る予定。これは、家族からのリクエスト。新しい調理器具に、家族もワクワクして、自ら検索して、「これが食べたい」と言ってくる。

「これが食べたい」というリクエストがあると、「何を作ろう」から解放されるのでとても楽だ。

せいろ蒸し。しばらく私の食事作りを助けてくれる良い相棒になりそう。

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著者

潜在意識インタビュアーkaho

潜在意識インタビュアーkaho

フリーライター歴13年。著名人から話題の人まで幅広い方々へのインタビューライターを中心に活動中。ヒプノセラピーを学び、潜在意識の中にある大切な情報を気づくことが人生を変化させることを知り、潜在意識インタビュアーとしての活動を2022年からスタート。

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