連載記事

同意の上でセックスレス。でも子どもが欲しい……! #小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

カルチャー

2021.05.29

女性の人生は結婚、出産、キャリア、子育て……と悩みや選択のオンパレード! 「どうすれば一番いいんだろう」と悩むことが少なからずありますよね。正解はどれかわからないけれど、自分の固定観念「こうしなきゃ、こうでなきゃ」を手放すと、自分にとっての最適な答えが見つけられるかもしれません。 『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』著者の小田桐あさぎさんに聞く「アラフォーの人生相談」。今回は「セックスしたくないけれど、子どもがほしい」という女性からのお悩みです。

広告

連載:小田桐あさぎの 揺れる惑う悩めるアラフォー 人生お悩み相談

相談:セックスしたくないけれど、子どもが欲しい!

セックスは気持ち悪い。でも子供がほしいイラスト:村澤綾香

事実婚のパートナーがいます。
学生時代から付き合ってすぐに同棲、もう15年ほどになります。そして10年ほどはセックスレスです。

いつからか、「すでに事実婚状態だし、籍をいれるとすると子どもができた時かな」と話しています。
そんな話をするのに、子どもができるような行為をしていません。

過去に何度か子どももほしいし、とレスを解消すべく頑張ろうとしたのですが、お互いになんとなく違和感で結局最後まで行かず……
兄弟のような感覚で、最近では気持ち悪いとさえ思ってきました。

でも、一緒にいるとラクだし、一番一緒にいたい人です。そして私は子どもも1人ほしいんです。でも、気持ち悪くて最後までできない……この状態を打破することってできるのでしょうか。

変な質問ですみません。

(35歳 東京 焦っている人 団体職員)

小田桐あさぎさんからのアドバイス:ちょっと強引な手を使わないと解決できないかも

ある動物実験によると、人間を含んだ動物が同じ対象に対して性欲を持ち続けられる期間は、せいぜい3年が限界だそうです。そして一度なくなってしまった性欲を復活させる手段は、別の異性を投入する以外にはないそう。

つまり同じパートナーに対する性欲というのは、普通にしていたら3年でなくなるのが自然なようですよ。そして、もしもそれ以上に保ち続けたいと考えるのであれば、その自然な状態に抗うための、それ相応の努力が必要になります。

しかしそのことがあまりにも知られていないため、現在、日本では30代夫婦の約半数がセックスレス状態にあるそうです。

自然に抗う努力の仕方

そのことを念頭に置いた上で、今から打破する方法があるとしたら、それはもう自然に抗う努力を頑張るしかないと思います。

まずは、ベッドの中で手を繋ぐ、ハグやキスをする……といった触れ合いから始める。

あるいはSEX中の気持ち悪さを払拭するために、完全に目を瞑って違う異性をイメージしながら取り組む、など……。

もしパートナーとの合意が得られるのであれば、一度でいいので別の方とSEXしてみるのも良いかもしれません(実際に、私は一度、これでパートナーに対する性欲が戻った経験があります)。
極端に感じられるかもしれませんが、はっきり言って一度なくなったパートナーに対する性欲が自然に戻るということは決してあり得ません。まずはそのことに対する期待をバッサリ捨て去り、努力をする覚悟を決めることが大切かと思います。

そしてもしも覚悟が決まったら、まずはとにかく、やってみることが大事です。

一度、全力でチャレンジしてもどうしても無理であれば、それはそれで諦めもつくというものです。
答えを出すのが怖い気持ちはわかりますが、もし子どもが欲しいのであればリミットが迫っているのも事実。

ぜひ後悔しない決断をして頂ければと思います。応援しています!

 

広告

著者

小田桐あさぎ

小田桐あさぎ

出会って2週間で結婚。第一子の妊娠中にブログを開設。独自論が好評を博し月間30万PVの人気ブログへ。自分らしい魅力を開花するスクールは4年間で400名以上の女性が受講。「VERY」など女性向けメディア掲載歴も多数。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

小田桐あさぎの 揺れる惑う悩めるアラフォー 人生お悩み相談

広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る