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「子どもは遊ぶべき!」VS「子どもがやりたいなら受験も…」夫婦で子育て方針が食い違う… #小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

カルチャー

2021.06.19

女性の人生は結婚、出産、キャリア、子育て……と悩みや選択のオンパレード! 正解はどれかわからないけれど、自分の固定観念「こうしなきゃ、こうでなきゃ」を手放すと、自分にとっての最適な答えが見つけられるかもしれません。 『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』著者の小田桐あさぎさんに聞く「アラフォーの人生相談」。今回は「夫婦で子育て方針で対立してしまう」という方からのご相談です。

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連載:小田桐あさぎの 揺れる惑う悩めるアラフォー 人生お悩み相談

相談:夫と子どもの教育について意見が合わない……!

夫と子どもの教育について意見が合わない……!イラスト:村澤綾香

「めいっぱい遊べばいい」と言う夫 VS 「子どもがやりたいことならやらせてあげたい」私

夫と子どもの教育方針が合わず、困っています。

子どもが小さい頃から「習い事」や「ゲーム」や「テレビ」さらには寝る時間まで、ことごとく意見が合いません。

しかも私も夫も譲らないので、いつも言い合いになり、結局意見を通す方が主担当になるんです。具体的に言うと、私は子どもが4歳のときにピアノと水泳を習わせたいと思いました。子どもに聞いてみたところ「やってみたい」と言ったので手続きをしたところ「小さい頃は自由に遊べばいいのに。ピアノを習ったってピアニストになれるわけでもないし、お金の無駄」と言われてしまいました。
結局、息子も習いたいと言ったので習わせましたが、たまに私が体調不良でお稽古の送迎を依頼しても「習わなくていいから、行かなくていい」と送迎にも快く応じてくれませんでした。(もちろん私が月謝を負担しました)

そのあとも息子が「英語を習いたい」と言っても「週に数時間英語を習ってもしゃべれるようにならないから無駄」「子どもは自由に遊べばいい」の方針は変わらず。

私も働いているので、「ママは良いと思うよ」とお稽古ごとに関してはすべてスポンサーになり、送迎なども私がなんとかやっていました。

しかし、息子がこの春4年生になり、受験したいと言っています。
受験となると今までの習い事とは比ではない負担(費用も、家族の応援も)ですし、晴れて受かると私立の中学の学費…こればっかりは私がスポンサーでどうにかする問題ではないと感じています。

ただ、夫はやはり「中学は俺も公立だった。公立で十分」との見解です。

そこまで教育費を使わずに、子どもにお金をかけたくないのかと問うと、「留学させたい」んだそう。

曰く「留学したほうが視野も広がり、語学力も飛躍的に向上する。だから、2,3年留学に行かせたいから、そのために貯蓄したい」んだとか。

これは私も昔から聞いていたのですが、息子本人が「留学に行きたい」と思える環境づくりのためにも「やりたい」と思ったことをやってみるのもいいと思うんですけど……。

あさぎさんならどうしますか?

(43歳 東京都 しろくまくん 正社員)

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著者

小田桐あさぎ

小田桐あさぎ

出会って2週間で結婚。第一子の妊娠中にブログを開設。独自論が好評を博し月間30万PVの人気ブログへ。自分らしい魅力を開花するスクールは4年間で400名以上の女性が受講。「VERY」など女性向けメディア掲載歴も多数。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。

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