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42歳ずっと彼氏ナシ「人生暇つぶし状態」残りの人生どうしたら…。#小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

カルチャー

2021.11.27

女性の人生は結婚、出産、キャリア、子育て……と悩みや選択のオンパレード! 正解はどれかわからないけれど、自分の固定観念「こうしなきゃ、こうでなきゃ」を手放すと、自分にとっての最適な答えが見つけられるかもしれません。 『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』著者の小田桐あさぎさんに聞く「人生お悩み相談」です!

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連載:小田桐あさぎの 揺れる惑う悩めるアラフォー 人生お悩み相談

相談:42歳ずっと彼氏ナシ「人生暇つぶし状態」なのですが残りの人生どうしたら。

リモート勤務で子どもがいる中で仕事するのがしんどい。イラスト:村澤綾香

(大阪県 41歳 無職 ティファニー)

40代の無職です。彼氏いない歴は年齢と同じで婚活をしても全くうまく行く気がしません。

昨日のことなのですが、神社にお参りに行った際に、背後から男性に声をかけられました。その神社には、私とその男性しかおらず直感的に身の危険を感じました。何かブロックがあるのか男性恐怖症なのかなと。

無職ですが、ありがたいことにお金には困っておらずそこそこ生活できています。
こういうことしたいなーと思ったことは比較的叶えられるし「行動力あるよね」と人から褒められる方です。

恋愛に関しては全くうまくいかず、人生暇つぶしみたいな私です。

残りの人生で残せるものってなんだと思いますか?
 

人生において「恋愛」は必須じゃない

小田桐あさぎさんからのアドバイス 

相談文を拝見すると、ティファニーさんは恋愛に関してうまくいかないことで、あたかもご自身の人生がどこか欠けてしまっているように感じていらっしゃるようですが、私はそうは思いません。

例えばですが、私はスポーツ、特に球技全般が苦手です。私の友人たちは、毎週のようにゴルフやバレーボールなど自分の得意なスポーツで、新たな人脈を広げたり交友を深めている人たちが多数ですが、球技が苦手な私は何も参加できず、週末は主にゴロゴロと過ごしているだけです。

ではなぜ私が球技が苦手なのか?というと、まずは子供時代から自分自身がそこまで熱中できなかった上に、苦手を克服しようとしなかったからです。いくら運動神経がそこまでよくない自分とはいえ、例えば小学校から高校までバスケ部にでも入っていたら、少なくともその辺の人よりは球技が得意な大人になっていたはずです。

そして現在、私は自分の球技スキルが低いことで、ある種、人生では損をしているわけですが、それでも「やっておけば良かった」とは思いません。それはどう考えても苦痛な日々だからです。そして、そのことによって自分の人生が欠けているとも思いません。人生において球技が得意ということは、私にとっては例えば「映画に詳しい」「DIYが得意」なことと同様に、どうでも良いことだからです。

残りの人生で残せるものは何か、というご質問ですが、ティファニーさんは今までの人生でもすでに、たくさんのものを残してきていると思いますよ。今までの人生で、時間と労力を注ぎ込んできたものが必ずあるはずです。それがご自分の人生を今まで豊かにしてくれて、残せてきたものだと思います。

まずは今までご自分が手にしてきたものをもう一度、確かめてみるのが良いと思います。ティファニーさんは、ご自分で思うよりも、ずっと豊かな人生を送られてきているはずです。まずは自分の今までしてきた人生の選択に自信をもち、外野のいうことは意に介さないことかと思います。人の目が気になるから悩んでしまうものですが、自分の人生なのだから、自分が心地よく幸せに暮らせたらそれで十分なのです。
 

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著者

小田桐あさぎ

小田桐あさぎ

出会って2週間で結婚。第一子の妊娠中にブログを開設。独自論が好評を博し月間30万PVの人気ブログへ。自分らしい魅力を開花するスクールは4年間で400名以上の女性が受講。「VERY」など女性向けメディア掲載歴も多数。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。

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