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3人の子どもの育児にアルツハイマー実母の介護で限界です……。#小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

カルチャー

 小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

2021.10.16

女性の人生は結婚、出産、キャリア、子育て……と悩みや選択のオンパレード! 正解はどれかわからないけれど、自分の固定観念「こうしなきゃ、こうでなきゃ」を手放すと、自分にとっての最適な答えが見つけられるかもしれません。 『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』著者の小田桐あさぎさんに聞く「人生相談」。
今回は「育児にアルツハイマー実母の介護で疲れました。」という方のご相談です。

相談:3人の子どもの育児にアルツハイマー実母の介護で疲れました。

育児にアルツハイマー実母の介護で疲れました。イラスト:村澤綾香

8年前、ちょうど一番下の子が産まれてすぐのタイミングで、実母がアルツハイマーと診断されました。
周りの友人達が実家の親に育児を手伝ってもらっているのを横目に、私は育児も介護も頑張ってきましたが、先が全く見えない母の介護に疲れました。

そもそも母との折り合いは悪く(毒親だと思います)、結婚をしてようやく距離を置いていたはずなのに、まさかこんな形でまた母に私の時間を取られるとは思っていませんでした。

ちなみに、私は一人っ子です。

よく、ブラック企業やいじめなどからは「自分が壊れるくらいなら逃げてもいい」(寧ろ、自分を守るために逃げるべき)と言われていますが、毒親からは逃げられません。

以前、夫が体調を崩し数ヶ月会社を休み休養しましたが、私はそれも出来ません。どうしたらいいのでしょうか。

(愛知県 42歳 かおり※仮 パート)
 

「選択の幅」を広げよう!

小田桐あさぎさんからのアドバイス 

3人のお子様の育児をしながらパートに出るだけでも大変なのに、そこにさらに介護までしなければならないのは、本当に大変だと思います。本当にお疲れ様です。

私は自分の人生で決めていることがいくつかありまして、その一つは「親の介護はしない」ということです。両親や義両親に介護が必要になったら、全てプロに任せることにし、全てお金で解決します。そしてそのお金も親自身で用意しておいてしかるべきだと考えています。もちろん両親が自分たち自身で介護に使えるお金の余裕を持ち合わせていない場合は援助はしますし、そのためにも自分の仕事を頑張り、お金を稼いでるという面もあります。しかし、自分自身で介護をする気は自分自身では一ミリもありません。

私がこう考えるようになったのは、やはり自分にも子供ができたからでした。私は自分の晩年を考えたときに、娘に私の介護で時間を使ってほしくないと感じたのです。それよりも娘には、娘自身が自分が楽しく幸せに生きるために時間を使って欲しい。だから私が自分の親に自分の時間を使わないことに対する罪悪感も、感じる必要はないのだと気がつきました。

もちろん人の気持ちなんて変わるものですから、もしかしたら晩年になったら、私も親との時間を慈しむようになり、自ら側にいて介護をしたいと思うようになる可能性もあります。でも、そう「自ら望まない限り」は絶対にしません。自分の親の介護もしないなんて、なんて親不孝なんだと親自身や周りに言われるかもしれません。しかし誰になんと言われようが、私のこの意思は崩れません。私の人生の時間は、親のものではなく、他の誰のものでもなく、自分のものです。自分の時間は、自分が使いたいことのために全て使うと決めています。

というわけで、もし私がかおりさんだったら、まずはお金で解決する方法を模索します。そしてもしも今現在、お金がないのであれば、お金を稼ぐ手段を探して実践します。私の周りには、40代や50代になってからでも自らビジネスを始めて大金を稼いでいる人がたくさんいますので、かおりさんにも絶対に不可能ではありません。もちろんビジネスを始めるのはときには大変なこともありますが、介護に比べたらはるかに楽しい時間に溢れているし、自分自身を幸せにするのです。

まずは週に1回でもいいから、お金を使い、ご両親の介護から離れる時間をとってください。そしてもっと離れられるようにお金を稼いでください。応援しています。
 

著者

小田桐あさぎ

小田桐あさぎ

出会って2週間で結婚。第一子の妊娠中にブログを開設。独自論が好評を博し月間30万PVの人気ブログへ。自分らしい魅力を開花するスクールは4年間で400名以上の女性が受講。「VERY」など女性向けメディア掲載歴も多数。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。

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