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「来月で50歳。今から結婚したい!」#小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

カルチャー

2021.02.06

女性の人生は結婚、出産、キャリア、子育て……と悩みや選択のオンパレード! 「どうすれば一番いいんだろう」と悩むことが少なからずありますよね。正解はどれかわからないけれど、自分の固定観念「こうしなきゃ、こうでなきゃ」を手放すと、自分にとっての最適な答えが見つけられるかもしれません。 『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』著者の小田桐あさぎさんに聞く「アラフォーの人生相談」。今回は「50歳目前にして急に結婚したくなった!」という方からの相談です。

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連載:小田桐あさぎの 揺れる惑う悩めるアラフォー 人生お悩み相談

相談:結婚したい!と思ったけれど、友人から止められます

婚活するか否かイラスト:村澤綾香


結婚したい、は未来の不安の解消のため?

来月50歳です。今まで何度か恋愛をしてきましたが、結婚までは至らず。しかし、仕事も色々とありましたが面白く、趣味のオーケストラ(トランペットです)もあり「このままでいいか」と思っていました。

30歳のときに一度結婚話が出ましたが、それが色々と事情があり結婚せずに終わり、それ以来結婚したいとあまり思わなくなっていました。コロナで趣味のオケの練習もなくなり、仕事も在宅勤務と半々、出勤してもランチも一緒にとりません。人と話すことが少なくなり、今さら「一緒に人生を歩むパートナーがほしい……結婚したい!」と思ったのです。

結婚相談所のパンフレットを取り寄せたり、アプリをDLしたりしたことを親しい友人に話したところ、「一時の気の迷いだ、だいたい、将来の不安や寂しさのために結婚とは安直すぎる。」「今さら良い人が残っているかも分からないし、お金の無駄じゃない?」と言われました。

私自身、「今さら無理なんじゃないか」と思っていたこともあり、「やはりそうなのかな」「寂しいからって結婚したいって、結婚してもうまくいかないのかな」と迷っています。結婚って、なんだろう、結婚って、どうすればできるんだろう、そもそも私は結婚を求めているのか……

そんなこと相談しても答えは自分の中にあると思うのですが、それがわからないとき、どうすればいいのでしょう。

(神奈川県・49歳・A子・団体職員)

小田桐あさぎさんからのアドバイス:やりたいことは可能な限りトライ!

ご友人に反対され、結婚への前向きな気持ちがなくなってしまったとのこと……それは悲しい思いをされましたね。もしA子さんが私の友人であれば、全力で応援するのに! と、思いました。

私はA子さんが自分の素直な感情に従い、みずから行動をすることを選ばれたことはとても素晴らしいと思います。結婚相談所のパンフレットを取り寄せたり、アプリをDLしたほうが、結婚への可能性が上がることは明白です。

死ぬ前に人が最も後悔するのは「挑戦しなかったこと」だといいます。

しかもその諦めた理由が、自分で決めたことではなく、人に言われたからというのは、悔やんでも悔やみきれません。

そんなわけで、私自身、少しでもやりたいと思ったことは可能な限り全て挑戦したいと思っていますし、自分が他の方に「やるか、やらないか」を相談された時には必ずやる方をおすすめするようにしています。
トライする前に諦めるのではなく、まずはトライしてみたら良いのではないでしょうか。トライした結果、それが実現しなかったとしても、やり切ったと諦めもつくものですが、一度もトライしないままだと、「あのときトライすべきだったのか、いやいや……」と一生悩んでしまいそうです。

年齢のことを気にされてるのかもしれませんが、これからの人生のなかでは、間違いなく今が一番若いのです。数年後に「あのときトライしておくんだったー(泣)」と後悔しても、時間は戻りません。ご友人に「お金の無駄じゃないか」と言われたとのことですが、お金こそいくらでも取り返せるし、時間よりは無駄になっても後悔しないで済むのではないかと思いますよ。

大切なことは「自分にとっての理想の人」を具体的にすること

条件にもよりますが、良い人なんてまだまだいくらでもいると思います。私は今までにたくさんの女性の婚活の相談に乗ってきましたが、40−50代の女性でも、いくらでも理想的なパートナーとゴールインしていますよ。というのは、人によって理想の男性の条件というのは本当に十人十色だから。
私自身、今の夫と知り合う前に自分自身の「理想の男性リスト」というものを作り、80項目も条件をつらねて理想100%の男性と結婚しましたが、夫のことが理想100%だという女性は私以外にはあまりいないのではないかと思います(笑)

なので世間の目に惑わされた「なんとなく良い人」ではなく、自分の理想の男性像を明確にしてみてください。(ちなみに私の著書にはそのリストも掲載していますので、もしご興味があれば是非読んでみてください)

私自身、緊急事態宣言中も一人ではなく家族と一緒に過ごせたこと、人と会いにくいご時世でも、家族とであれば食事を楽しめることなどから、コロナ禍に家族がいることのありがたみを日々感じています。
A子さんのように、今までは結婚なんて……と思っていたけれど、コロナがきっかけで結婚へ気持ちが向いたという方も多いのでは? と思いますよ。素敵なパートナーが見つかることを応援しています!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

小田桐あさぎ

小田桐あさぎ

出会って2週間で結婚。第一子の妊娠中にブログを開設。独自論が好評を博し月間30万PVの人気ブログへ。自分らしい魅力を開花するスクールは4年間で400名以上の女性が受講。「VERY」など女性向けメディア掲載歴も多数。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。

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