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「子どもは遊ぶべき!」VS「子どもがやりたいなら受験も…」夫婦で子育て方針が食い違う… #小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

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連載:小田桐あさぎの 揺れる惑う悩めるアラフォー 人生お悩み相談

小田桐あさぎさんからアドバイス:あなたはどこまで「スポンサー」になりたいですか?

お子様がやりたいと言ったことをやらせてあげたい、留学に行きたいと思える環境づくりのためにも、という部分には私もとても共感します。

しかし、旦那さんのゴールである「留学のためにも」という話のためにも「希望を尊重したほうがいいのではないか」という話をしてもなお、旦那さまの見解としては「必要ない」という返答なのですよね?

でも意外と売り言葉に買い言葉なときもあるので、今一度最後に落ち着いて、責める口調ではなく「息子の将来のために一緒に考えたい」という気持ちを伝えてみてください。それでも尚、旦那さまのご意見が変わらないようであれば、旦那さまに意見を変えてもらうのは難しいかと思います。

そこで次に考えるべきは、あなたがどこまでの覚悟を持ってスポンサーになれるかを考えてみてください。

意見が違う人を変えるよりも、自分の覚悟を決めたほうがカンタンです。相談者さまが「子どもにはやりたいようにさせてあげたい」ということであれば、できることと言えば、塾に行かせたり私立校に行かせた場合であっても、今まで通り全てにおいてスポンサーになるしかないのでは、と思います。

そして、例えば学習塾に行かずとも合格できるように自主学習してもらったり、国立や学費が比較的リーズナブルな私立校に照準を絞る、などなど、今の範囲でできることを検討するしかないように思います。

幸い、今は塾であってもオンライン授業などが盛んですし、送り迎えの手間や費用に関してはいまだかつてないほど負担が少ない状況になっているかと思いますので、これをチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。

また私立校も、どんなに学費が高い学校であったとしても、かなり頑張ればお一人でもなんとか捻出できる金額だと思います。その頑張りをご自分ができるか、そうまでして息子さんのやりたい、という意思を尊重してあげたいか……を、旦那さまのことは考慮せず、自分自身の問題として今一度ぜひ考えてみてください。

夫婦って他人だからこそ、難しいですよね。そのうちあなたの覚悟をみて、旦那さまも心が変わる可能性だってあるかもしれませんし、ないかもしれません。ここは期待しない方がいいと思っています。

少し辛口になってしまいましたが、悔いの内容にしたいですね。応援しています。

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著者

小田桐あさぎ

小田桐あさぎ

出会って2週間で結婚。第一子の妊娠中にブログを開設。独自論が好評を博し月間30万PVの人気ブログへ。自分らしい魅力を開花するスクールは4年間で400名以上の女性が受講。「VERY」など女性向けメディア掲載歴も多数。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。

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