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小学6年生の娘が「受験したい!」と言ったのになかなか勉強しません……。#小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

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連載:小田桐あさぎの 揺れる惑う悩めるアラフォー 人生お悩み相談

小田桐あさぎさんからアドバイス:約束をして「守らせる!」

小田桐あさぎさんからのアドバイス 

質問文を拝見するに、娘さんの「地元の中学には進学したくない」という気持ちは確かなものなのでしょう。

しかしその一方で、勉強はあまりしたくないように見受けられます。 行きたい学校が明確で、そこに確実に入りたい、勉強しなければ絶対に入れない!というような状況であれば、自ら勉強する意思も湧いてくるのではと思いますが、おそらくそうではないと思うのです。

であれば、一番の解決策は「勉強しなくても入れる私立に入る」ことだと思います。

これであれば、娘さんの「地元の中学には進学したくないが勉強がしたいわけではない」という気持ちも全て尊重することができますし、そもそも受験対策する必要がありませんので、ご両親がつきっきりで勉強をみる必要もなくなります。

幸い、東京都にお住まいということですから、それであれば全く勉強しなくても入れると言われているような私立学校はいくらでも見つかりますので大丈夫でしょう。

しかしせっかく高額な費用を支払って塾や私立に入れるのであれば、いい学校に入れたい。ここなら費用に見合った価値があると感じられるような、いわゆる名門校であったり、偏差値が高かったり、高校や大学進学率が高い学校に入れたい。そうでなければ高額を支払う意味はない、とお考えになる気持ちもわかります。
であれば、長女さんに条件をつけることが、解決策になるのではないかと思います。

例えば、「宿題を自分で決めてできないなら、問答無用で今月いっぱいでやめさせるよ」「来月のテストで〇〇点以上が取れなければやめさせるよ」などと取り決めをすることです。それでもやらない場合は、それが長女さん自身の判断なのですから、約束通りやめさせたら良いのです。

それで地元中学に通うことになっても仕方がない、ということを、本人が自覚することが大切だと思います。案外、それならそれで諦めて地元学校に行く、という選択をとり、ご両親が拍子抜けすることもあるかもしれませんし、はたまた今までのは何だったの? というくらい、急にご自分で頑張り出すかもしれません。

いずれにせよ、長女さんの人生であり、決められるのは長女さん本人だけですので、どんな結果になろうとも静観するしかないように思います。応援しています。

 

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著者

小田桐あさぎ

小田桐あさぎ

出会って2週間で結婚。第一子の妊娠中にブログを開設。独自論が好評を博し月間30万PVの人気ブログへ。自分らしい魅力を開花するスクールは4年間で400名以上の女性が受講。「VERY」など女性向けメディア掲載歴も多数。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。

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