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46歳やっと正社員に。でも嫌な上司や長時間労働で幸せではありません。#小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

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連載:小田桐あさぎの 揺れる惑う悩めるアラフォー 人生お悩み相談

まず「我慢」をやめましょう!

小田桐あさぎさんからのアドバイス 

世の中の仕事や職場にまつわる悩みというのは、実はほぼ全てが人間関係にまつわる悩みだそうです。

はるかさんのお悩みも然り、これは実は職場環境の問題ではなく、人間関係の課題です。

というのも、嫌な上司がいても反論すれば良いし、長時間働けと言われても断れば良いからです。非常識に感じられるかもしれませんが、日本の雇用法は被雇用者にとても優しく作られているため、これで給与を下げたり、ましてやクビにしたりなどできません。だから堂々と、自分が働きたい働き方を相手にしっかり伝えて、貫けば良いのです。

おそらくはるかさんは、人に何かを頼まれたら断れない性格なのではないでしょうか。例え断るにしても、遠回しにやんわり伝えるように意識している等。ご自分がどうしたいか?というご自分の気持ちを考える前に、常に人の気持ちを先に考えてしまう方なのではないかと思います。そして、言われたら断れず、嫌な思いをしても自分が我慢して溜め込んでしまい、最後に我慢の限界がくる……というパターンが、人間関係で多いのでは。

これを解決する方法はただ一つ、自分がまず我慢をしないことです。自分がどうしたいか?を常に優先して、嫌なことはやらず、やりたいことだけをする。あまり気が進まないことをお願いされたら、断る勇気を持つことです。

そもそもはるかさんは本当に働きたいのでしょうか?もしも働かなくて良いなら、本当は別に働きたくないのでは?正社員で働きたいと書かれていますが、これも別に会社で正社員として働かなくても、それ以上の収入や待遇が見込める物があるのであればいいが、ある気がしないから正社員でということなのではないでしょうか。

まず、ここから「我慢」が始まっているのです。ここの我慢からやめてみてはいかがでしょうか?消去法やお金のためではなく、自分自身が「やってみたい」「楽しそう」と思える仕事をまずは考えてみるのです。

仕事というのは所詮、自分が楽しく生きるための手段の一つでしかありません。よって、その仕事によって人生がつまらなくなってしまうようでは、本末転倒です。

ご年齢が気になる気持ちはわかります。しかしその分、はるかさんは今までたくさんの人生経験を積まれてきたはずです。「正社員の募集」という観点から見てしまうと、なかなか見つからないかもしれません。しかし私の周りには50代になってから、自分が本当はやってみたかった仕事を自分で始め、毎日楽しく稼いでいる女性もたくさんいます。

まずは我慢がスタンダードな人生をやめて、もう少し自分勝手に、やりたいことを色々と思い描いてみてください。応援しています。
 

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著者

小田桐あさぎ

小田桐あさぎ

出会って2週間で結婚。第一子の妊娠中にブログを開設。独自論が好評を博し月間30万PVの人気ブログへ。自分らしい魅力を開花するスクールは4年間で400名以上の女性が受講。「VERY」など女性向けメディア掲載歴も多数。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。

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