まず「我慢」をやめましょう!
世の中の仕事や職場にまつわる悩みというのは、実はほぼ全てが人間関係にまつわる悩みだそうです。
はるかさんのお悩みも然り、これは実は職場環境の問題ではなく、人間関係の課題です。
というのも、嫌な上司がいても反論すれば良いし、長時間働けと言われても断れば良いからです。非常識に感じられるかもしれませんが、日本の雇用法は被雇用者にとても優しく作られているため、これで給与を下げたり、ましてやクビにしたりなどできません。だから堂々と、自分が働きたい働き方を相手にしっかり伝えて、貫けば良いのです。
おそらくはるかさんは、人に何かを頼まれたら断れない性格なのではないでしょうか。例え断るにしても、遠回しにやんわり伝えるように意識している等。ご自分がどうしたいか?というご自分の気持ちを考える前に、常に人の気持ちを先に考えてしまう方なのではないかと思います。そして、言われたら断れず、嫌な思いをしても自分が我慢して溜め込んでしまい、最後に我慢の限界がくる……というパターンが、人間関係で多いのでは。
これを解決する方法はただ一つ、自分がまず我慢をしないことです。自分がどうしたいか?を常に優先して、嫌なことはやらず、やりたいことだけをする。あまり気が進まないことをお願いされたら、断る勇気を持つことです。
そもそもはるかさんは本当に働きたいのでしょうか?もしも働かなくて良いなら、本当は別に働きたくないのでは?正社員で働きたいと書かれていますが、これも別に会社で正社員として働かなくても、それ以上の収入や待遇が見込める物があるのであればいいが、ある気がしないから正社員でということなのではないでしょうか。
まず、ここから「我慢」が始まっているのです。ここの我慢からやめてみてはいかがでしょうか?消去法やお金のためではなく、自分自身が「やってみたい」「楽しそう」と思える仕事をまずは考えてみるのです。
仕事というのは所詮、自分が楽しく生きるための手段の一つでしかありません。よって、その仕事によって人生がつまらなくなってしまうようでは、本末転倒です。
ご年齢が気になる気持ちはわかります。しかしその分、はるかさんは今までたくさんの人生経験を積まれてきたはずです。「正社員の募集」という観点から見てしまうと、なかなか見つからないかもしれません。しかし私の周りには50代になってから、自分が本当はやってみたかった仕事を自分で始め、毎日楽しく稼いでいる女性もたくさんいます。
まずは我慢がスタンダードな人生をやめて、もう少し自分勝手に、やりたいことを色々と思い描いてみてください。応援しています。