相談:コロナが落ち着き、夜の会食に呼ばれる機会が増えてきましたが、消極的な私…どうしたら?
(37歳・神奈川県・トモコ)
コロナが落ち着き、夜の会食のお誘いが増えてきました。しかし、私は自粛していた時間が自分にとって心地よいものでした。
これからもできれば、自分のペースで過ごしたいのですが、周りはそうではないみたい…。
何かしらの理由をつけて、すべてのお誘いを断ってもいいでしょうか?
市井紗耶香さんからの回答は……!
だいぶ世の中も落ち着いてきたように感じますね。
昼夜問わず、人の動きが元に戻りつつあるように思います。
この2年の間で完全にテレワークに切り替わった方もいれば、コロナ前に戻っている方と働き方も大きく2極化しています。
仲間との飲み会もリモートでコミュニケーションを図っていた方もいるでしょうし、趣味に没頭する機会が増えた方もいるかと思います。
自粛期間といえども、人それぞれの時間を過ごしていましたよね。
質問に戻りますが、自分のペースで過ごしたいというトモコさんのお悩み。
私は少しもったいないような気もします。
新型コロナの流行で自粛期間があったこととは関係なく、「自分のペースを乱されたくない」という気持ちが元々あったのではないでしょうか。
(少し厳しい言い方かもしれませんが……)
もちろん、その気持ちもわかります。自分のペースを守ることもとっても大事です。
でも、気持ちのスイッチを切り替え、思い切って参加することで全く違う景色が見れることもありますよ。
大切なことは「繋がり」を絶たないこと
嘘をついたり、言い訳したりしてまで、お誘いをお断りするのはトモコさんの精神的にも人間関係にもよくありません。
私は、お断りするときも頻度が大切な気がします。
夜の会食が難しいと思えば、カジュアルなランチやモーニングの時はお付き合いしてみてはいかがでしょうか。
私の場合、夜の会食のお誘いは夫と子どもの協力あって…なのでまずは確認をします。
そして「OK」が出ればその時間は私にとって、とても貴重で有意義な時間なので思いっきり楽しみます。
そして、どうしても参加が現実的ではない場合はお断りをするのではなく、別の機会をこちらから提案するように心がけています。
ランチタイムの方が動きやすい方にはランチタイムに、出勤前のほんの僅かな時間が可能な方にはモーニングを一緒にとることを提案します。
お友達と短時間でも顔を見て近況報告するだけで世界が変わることもあります。
大切なことは、「繋がり」を無くさないことです。
人とリアルで話すことによって新しい扉が開けることもあります。
自分のペースを守りながらも、思い切って外に出てみませんか?
きっと素敵な出会いが待っていますよ。
Text by Nana Yasuda
Photos by Azusa Hasegawa
Hair&make-up by Manami Takenaka
costume FRAY I.D