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<子どもがいる家庭がうらやましい>不妊治療中で焦ってしまいます……。市井紗耶香さんが読者のお悩みに回答!

家族・人間関係

 <子どもがいる家庭がうらやましい>不妊治療中で焦ってしまいます……。市井紗耶香さんが読者のお悩みに回答!

2022.08.31

元モーニング娘。の市井紗耶香さんが読者の悩みに回答する連載「#本音で話そう」。結婚生活、子育て、人間関係、そして体の悩みなどの相談ごとに市井さんならではの視点でお答えします。今回のお悩みは、子どものいない女性からのあるお悩みです。市井さんのアドバイスとは?

相談:子どもがいる家庭がうらやましくてたまらない…。

落ち込む女性出典:stock.adobe.com

(奈良県・37歳・マキ)

不妊治療中です。なかなか赤ちゃんを授かることができないので焦ってしまっています。そして、お子さんがいる家庭が羨ましく、見ていて辛いです。どうしたらこのモヤモヤを解消できますか?

市井紗耶香さんからの回答は……!

市井紗耶香

妊活中の方にとってお子さんがいる家庭は、とても幸せに見えるかもしれません。

妊活、不妊治療をされる方々は精神的肉体的にも大きな疲労を伴うこと、パートナーの協力、周囲への理解、そしてかかる費用面においても私の想像以上の負担があるかと思います。

周囲の体験談を聞くと、あらためて妊娠・出産というのはひとつの奇跡だと感じます。

「いつまで続けたらいいんだろう…」と、先の見えないゴールを追い求めるより、まずは〇年治療してみようと計画立ててみたり、もしくはクリニックを変えてみたりしてもいいかもしれません。

不妊治療を進めるにあたり、治療期間のサイクルをパートナーと話し合っておくとお互いの負担も軽くなりますよね。

落ち込む回数をなるべく減らしていくことも、とても重要なことだと思います。

泣きたいときは思い切り泣いてもいいです。

けれど、自分のせいだなんて思わないで、たくさん泣いた分だけ、きっと前に進めます。

それでも周りが羨ましく感じたら

一旦、休みましょう!

頑なに授かること、子どもを生むことだけにこだわらないで、美味しいものを食べに行く、思い切り羽を伸ばしてリフレッシュすることで自分が思い描く未来の選択肢が増えます。

パートナーとの人生もまた違って見えてくるかも知れません。

改めて価値観に触れられる機会と考えてみてはどうでしょうか。

ツラいのは皆も同じと思うことで楽になれることも

笑顔の女性出典:stock.adobe.com

辛いときは周りの人のことを考えられなくて当然です。
時間の経過と共に少し余裕が出てきたときに、辛いのは自分だけじゃないと気づくこともあるでしょう。
同じ境遇で何年も治療されている方、治療をストップした方、パートナーとお別れされた方もいるかもしれません。
また、養子縁組をされたご家族もいるかもしれませんね。

同じような悩み、苦しみ、心の痛み、決してひとりではありません。

子どもがいる私には「子どもがぽんぽこ生まれてすごいね!」と言われた時、それはそれで傷つきました。逆の立場の悩みもあります。

とにかく自分を責めないでください。
自分で自分を知ることこれは私も日々学んでいますが、あまり自分を追い込まず、辛いのは自分だけじゃないんだなと気付けただけでOK!

私たちはいつも精一杯頑張っているんです。

自己肯定を伸ばし、自分を愛でてあげてくださいね。

 

Text by Nana Yasuda
Photos by Azusa Hasegawa
Hair&make-up by Manami Takenaka
costume  FRAY I.D


著者

市井紗耶香

市井紗耶香

1983年12月31日。千葉県出身。1998年にモーニング娘。2期メンバーとしてデビュー。 現在は4人の子どもの子育てをしながら、特定非営利活動法人日本ヴィーガン協会の理事を務める。

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