相談:コロナ後もリモートワークを継続中の夫。四六時中、一緒で息が詰まります…。
(千葉県・44歳・エミコ)
コロナが少し落ち着いた今。夫もそろそろ出社するのかと思っていたところ、この先もリモートワークを継続するといいます。私は専業主婦なのでこれからもずっと夫といることに…。食事も3回準備せねばならず、正直言って息が詰まりそうです。お互いイライラすることが多くなり、このままでは夫婦関係が悪くなりそうです。
市井紗耶香さんからの回答は……!
コロナ禍においては、家にいる時間が増えたために「夫婦関係のバランスを保つのが難しかった」という話しをよく耳にしました。
また、お子さんがいらっしゃるご家庭などは、子どもも一斉休校になり24時間、家族全員で過ごさなければならないという状況だったかと思います。かくゆう私もその1人でした。
現在は世間が通常に戻りつつあるのでだいぶ緩和してきたように思いますが、相談者さんの夫のようにこの先もリモートワークを継続されるという会社もあると、家庭内での居場所作りが大きな問題になってきますね。
夫の仕事部屋を設けておらず、リビングで仕事をしなければならない状況だと、日中は1人で過ごしていた相談者さんのような立場の方は居場所確保が厳しくなります。
期間限定であれば工夫をして過ごしてきたかと思いますが、それが無期限となると正直お互いが辛くなることも……。
仕事場の環境が変わった夫も辛いでしょうし、妻のほうも居場所がないと感じてしまいます。
その上、食事の準備も!となると妻の負担は大きくなります。
私自身もコロナ禍は家事や経済面の負担、そして子どもたちの心のケアなど先の見えない不安な時間を過ごしました。
短時間でも自分だけのスペシャルな時間を作る
さて、リモートワークで家庭内でのバランスが保ちづらくなったというご相談者さんのお話ですが、家族でこれからの生活スタイルについて話し合ってみてはどうでしょうか。
家事の分担や、部屋割りなど新しい家族の形を模索できるチャンスかもしれません。
また、ご相談者さんが息抜きできる趣味を見つけ、自分の時間を作るいうことも大事かと思います。
この機会に仕事をはじめてみてもいいですね。
家庭の外に視野を置くことでストレスも発散できるかも知れません。
子どもも大人も居場所は家だけではありません。
どこかで自分を愛でる時間、自分を認めてあげられる時間を作ってあげて欲しいです。
自分を許し、自分を愛せるのは自分だけです。
外の空気を吸っておいしいランチを食べてたまにはゆっくり過ごしてください。
人生まだまだ長いですよ。
今から自分だけのスペシャルな時間を一緒に見つけていきましょう♪
Text by Nana Yasuda
Photos by Azusa Hasegawa
Hair&make-up by Manami Takenaka
costume FRAY I.D