小田桐あさぎさんからアドバイス:大切なのは資格よりも、知識と実践!
50歳から新しいキャリアに挑戦されることや、自分自身が悩んできたからこそ同じような方々の力になりたいという気持ちは、とても素晴らしいことだと思います。そんなきんぎょさんだからこそ、たくさんの方の力になることができるのではないでしょうか。
仮にそこに優越感に浸りたいという気持ちもあったとしても、何が問題なのでしょう?自分の気持ちを満たしながらも、人の役に立つことができるのであれば、こんなに素晴らしいことはありません。堂々と優越感に浸れば良いのです。
なお資格取得にお金がかかることを懸念されているようですが、医師免許などとは違い、カウンセラーとして活動するのにあたり、資格は必ずしも必須ではありません。
私自身、今までで5000人以上の女性に対し、有料でお悩み相談に乗ってきました。私の場合は元々、友人の恋愛相談にしょっちゅう乗っており、あるとき友人に伝えていることを自分のブログにまとめてみたところ、読者の方からご相談が届くようになったのがきっかけです。
最初は無料で相談にのっていたのですが、次第に「お金を払うので直接会って相談させて欲しい」という方が増え、それにお答えしているうちに今に至ります。しかし私自身はカウンセラーの資格などは一切持っておりませんし、正式にカウンセリングを学んだことすらありません。それでも、ありがたいことに、今ではこうして企業様からお話をいただき、著書を出版したり、web上でもお悩み相談を受けさせていただけるようにもなりました。大切なのは資格よりも、知識と実践だと感じています。
もしも相談に乗るための知識や技術が知りたいということであれば、先人たちがまとめてくれた本がたくさん出ています。本には、あらゆる人の悩みに対する回答が体系立てて書かれていますし、誰でも安価に簡単に入手できますので、とてもおすすめです。
私の場合は「嫌われる勇気」という本に書いてあった内容が、自分自身が人の相談に乗るときのベースとなっており、この本は100回以上、折に触れて読み返しています。
きんぎょさんも是非、まずはご自分や周りの方のお悩みを解決できそうな本を読み、最初は自分自身、そして自分の周囲の方々のお悩みを解決してみるのはいかがでしょうか。きっと感謝されるはずですし、それを繰り返していけば、お金という形でも感謝が返ってくるようになるはずです。せっかくご自分に芽生えた素晴らしい気持ちなのですから、ぜひ形にしていただければと思います。応援しています。