育児あるある図鑑【File.08】は… 『カピカピごはん製造機』
■生息地
リビングの床や食卓の下など。
また、洋服の袖回りやズボンの内もも辺りにもよく潜んでいる。
■生態
家中のありとあらゆる場所にごはん粒を忍ばせて、次々とカピカピにさせていく。
初めのうちは主に食卓の周りが中心だが、成長して行動範囲が広がるにつれて、カピカピごはんの製造範囲もどんどん拡大化。
リビング、キッチンはもちろん、ベッドの中や靴やスリッパの中、棚の引き出しの中などから出てくることもある。
ごく稀に、小さなおにぎりくらいのカピカピごはんの塊がどこからともなく出てくることもあり、パパとママを大いに驚かせる。
■「子どもの食べ散らかし」は親の想像を超える
おもちゃ、ぬいぐるみ、クレヨン、折り紙、粘土。
子どもが生まれると、それまでは無かったものが家の中にどんどん増えていきます。
そして、とにかく家のあらゆるところで目にするようになるのが、カピカピになったごはん粒。
子どもが食べこぼしたごはん粒が固まって、いつの間にか色んな場所に飛び散りまくっているのです。
なぜかよくわからないけど、眼鏡ケースの中に入っていたり、靴下の中から出てきたりすることも…。
子どもは親の想像を遥かに超えるアクロバティックな食べ散らかし方をしたりするので、まだキレイに食べることができないうちは、目を離さないでちゃんと見ていないとダメですよ。
次回の育児あるある図鑑は、「おしりふきマウンテン」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。