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2023年のわたしを振り返る。

カルチャー

2023.12.10

潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】 「良い花は後から」ということわざがあります。先に咲いた花よりも、後に咲いた花の方が美しいという意味を持つこの言葉。人生も同じだと思いませんか? 酸いも甘いも経験した40代頃からのほうが人生の豊かさを感じられるようになります。そんなことを意識しながら生きているkahoが日々思うことをお届けします。

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連載:潜在意識インタビュアーkahoのコラム【良い人生は後から】

新しい1年の目標を立てる

新しい1年がはじまる前に、来年の目標を立てようと新しいノートを広げてみた。

2024年の私は、何をしたいんだろうか。どうなっていきたいんだろうか。

年中考えていることではあるけど、新しい1年のスタートが目前に迫ってくると、そういうことをまとめてみたくなる。

そしてふと、「私は、昨年の今頃、2023年の目標をなんと書いたのだっけ?」と、昨年使っていたノートを引っ張り出してみた。

「自分を心地良い環境におく」

「苦手な人と、我慢して仕事をしない。断る勇気!」

「自分の気持ちを1番大事にする」

「新しい仕事の幅を広げる」

「自分だけの何かを見つける」

2022年の私が目標にしていたこと、2023年の私はけっこう達成できていた。

結婚後、初めての一人旅

ちょうど1年前、私は沖縄にいた。

私は、毎年9月、10月に心身ともにダウンする。人それぞれ、なんだかそういう時期があるらしい。

昨年の9月、10月は、いつもに増してダウン気味で、そんな私を見ていた旦那が、

「一人でどこかに行って来たら? 子どものこととか、仕事とか、俺のこととか忘れて過ごす時間を持つのも大事だと思うよ」

と言ってくれたので、迷わず行先を沖縄に決めた。

そこから、8歳の娘を説得。「行ってもいいよ」と言ってもらうのに1ヵ月半を要した。

娘の承諾を得た日に飛行機のチケットを取り、出発を12月9日に決めた。

飛行機

結婚後、家族と離れて一人で旅に出るのは初めてだった。

20代の頃は、家と仕事の往復で、休日は起きたら1日が終わりかけている……という生活をしていたし、何よりパニック障害があったので、一人で旅に出るなんて想像したこともない。

盆暮れ正月の帰省すら、手に汗をかきながら必死な思いで飛行機に乗っていた私が、一人で沖縄に旅立とうとしているなんて。信じられない気持ちと、変化した自分にワクワクしながら、朝焼けに染まる滑走路を撮影した。

沖縄で過ごした4日間で持てた目標

海

一人旅と言いながら、行先の沖縄には友人がたくさんいる。その中の1人が空港まで迎えに来てくれた。

この旅のテーマは、「自分と向き合い、まだ見ぬ自分の扉を開く」。

1人で沖縄に行ったことで、すでに新しい扉を開いた感はあったけど、さらに欲を出して、自分と向き合ってみようと決めていた。妻であり、母である私が、3泊4日完全に一人で過ごせるこの時間を存分に堪能するには、そのくらい壮大なテーマがなくては! と思ったから。

空港まで迎えに来てくれた友人は、沖縄生まれ、沖縄育ち、おばあがユタという家系で育ち、彼女自身、不思議な力を持ち、その力を人々のために使っている。

沖縄は神事をとても大切にしている。友人の話を聞いていても、とても興味深い地だなぁと感じる。

20代から数えきれないくらい占いに通った私としては、大好物です! な話がたくさん。家族旅行ではなかなか行けない、沖縄のパワースポットと呼ばれる場所を友人と一緒にたくさん訪れてみた。

沖縄

この4日間の旅の間、共に過ごした友人がもう一人いる。3泊、私を泊めてくれた友人は、娘が幼稚園年少のときに担任。

年少の最後に、「沖縄が好きすぎて移住します」と退職し、その後家族で沖縄を訪れたときに再会してから、友人として付き合っている。

私の人生は、良いご縁で溢れている。

3泊4日、女子3人で沖縄のパワースポットを訪れ、おいしいものを食べ、涙が出るほど笑って過ごした。

そして、最後の夜、コンビニで買ったノートに、最初に書いた「2023年の目標」を書いた。きっと、東京でいつも通り過ごしていたら出てこなかっただろう目標がいくつかあった。この時間が持てたからこそ立てられた目標だった。

そして、2023年の私は、ちゃんとその目標を達成できた。

この旅で、自分にとっての心地良いもの、人、環境というものを改めて知ることができた。

幼稚園の担任だった友人からは、「こうして、一人で3泊4日の旅ができるって当たり前じゃないからね。それができる自分とか、旦那さんとか娘ちゃんがいるからだからね」と言われた。

本当にその通りだった。笑顔で送り出してくれた二人に早く会いたくて、お土産を山のように買って帰ってきた。

「自分と向き合い、まだ見ぬ自分の扉を開く」。

このテーマは、まだまだ私の中で続いている。2024年の目標は、より高みを目指したものを掲げてみよう。

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著者

潜在意識インタビュアーkaho

潜在意識インタビュアーkaho

フリーライター歴13年。著名人から話題の人まで幅広い方々へのインタビューライターを中心に活動中。ヒプノセラピーを学び、潜在意識の中にある大切な情報を気づくことが人生を変化させることを知り、潜在意識インタビュアーとしての活動を2022年からスタート。

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