突然、反応しなくなったキーボード
パソコンのキーボードが壊れた。
前日までは使えていたのに、翌日パソコンを開いてキーを打ったら、「G」が反応しない。
あれ? と思い、何度か打ったけど無反応。仕事柄、こういうのはとても困る!
Wordを立ち上げ、「あいうえお」と打つと打てる。順番に、「かきくけこ」「さしすせそ」……と打っていくと、「Y」も反応しない。
血の気が引く。このタイミングでパソコンが壊れるのはすごく困る!
夫に話すと、「キーボードのクリーニングしてみたら?」と言われてやってみた。改善しない。
そうこうしているうちに、「T」「R」も反応しなくなった。パソコンに詳しい友人にLINEをしたら、「スクリーンキーボードを出して打てたら、掃除すると直るかも。配線切れだったら、マウスで打つか、外付けのキーボードを買えばいい」と言われた。
結果、この記事は急遽購入した外付けのキーボードで打っている。慣れてないので、ものすごく使いにくい。
ここまで打つのに、普段の3倍打ち間違いがあった。つらい……。
でも、今新しいパソコンを買うのはタイミング的にきつい。どうして、今? というタイミングで大切なものって不機嫌を発動してくる。
困ったときに救われた、電話口の人の対応
パソコンのキーボードが壊れたぁぁ! と騒いでいたら、同じタイミングで掃除機が壊れた。
え? 年明け早々なんなの! 充電式の我が家の掃除機、充電器に差してもうんともすんとも言わない。スイッチもつかない。
電源コードを別のところに差してみても無反応。掃除機を見つめながら、「もう疲れちゃったの? 長く働かせすぎた?」と聞いてみたけど無反応。
基本的に家電はご機嫌に長く活躍してくれる我が家だけど、そうはいっても、どんなものにも寿命はあるものね。
ということで、掃除機は「長い間、お疲れさまでした」ということで、粗大ごみ収集の申し込みをした。
ここで、問題になったのがリチウムイオン電池。「粗大ごみに出すときは、リチウムイオン電池部分を外して下さい」とある。
ところが、我が家の掃除機君はリチウムイオン電池の取り外しができないタイプ。説明書には、「絶対に、分解しないでください」と書いてある。
「こういう場合はどうするんだろ?」と、購入した大手サイトに問い合わせをしたところ、メーカーの連絡先を教えてくれた。
教えてもらったメーカーの電話番号に電話をしたら、掃除機を破棄する方法をいくつか提案してくれて、結果、メーカーに送って破棄してもらうことになった。
どちらの電話もスピーカーで話していたのだけど、隣で聞いていた夫が、
「2社とも、信じられないくらい電話の対応がよかったね。こんなことある? 2社ともだよ? そして、担当者の方がものすごく仕事ができる人だったね」と言った。
本当にその通りで、お2人ともものすごく丁寧に、電話口でこちらの希望に沿うように対応してくださった。
年明け早々、掃除機が壊れてしまったのきついけど、このお2人の対応により、その悲しみが和らいだ。
”引き寄せの法則”実験、実施中
掃除機は壊れてしまったけれど、処分の手続きは驚くほどスムーズに進み、新しい掃除機も翌日には届いた。
長く使っていた掃除機は、やはり少しパワーが落ちていたらしい。
新しい掃除機を手にした夫は、「ものすごく吸う!」と大喜びで、その日から家中に掃除機をかけてくれている。
結果的に、古い掃除機とのお別れは、私の家事負担が減り、夫が楽しそうに掃除をするという、思いがけない変化を連れてきた。
今回の出来事で、大切なものが壊れるのは困るけれど、壊れることが、必ずしも悪いことばかりではないのだと感じた。
掃除機が壊れたことで、人の優しさに触れ、暮らしの流れが、少しだけ良い方向に動いた。
とはいえ、パソコンのキーボード問題はいまだ未解決。仕事道具なので、本当は早く買い替えたい。
けれど、今は簡単に動けるタイミングでもない。
「なぜか突然、私のもとに新しいパソコンがやってきたりしないかなぁ」
年始からSNSでやたら目にする「引き寄せの法則」。半分冗談、半分本気で、そんなことを考えながら、締め切りは過ぎているけれど、このコラムを書き終えた。
「私のもとに、新しいパソコンがやってくる!」
壊れることは、やっぱり困る。それでも、壊れたからこそ見えたものが、確かにあった。
これもまた、今の私に必要な出来事だったのかもしれない。



