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苦手なママ友の誘いを断れない…。「好きじゃない人に嫌われてもいいよね。何が困るの?」【トイトイの問い 第54話】

カルチャー

2024.09.28

私たちの日常にある「あたりまえ」。「どうして?」と問われたとき、はっきりと理由を答えられるものはどれだけあるでしょうか。「あたりまえ」への疑問の答えは、きっとひとつではありません。 トイプードルのトイトイと、猫のモラ。2匹の視点から生まれた疑問に、あなたなりの答えを見つけてみませんか?

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連載:トイトイの問い

苦手な人に嫌われてもいいじゃん。何が困るの?

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嫌いな人には嫌われてもいいよね?

私が小学生のころ、「みんなと仲良く」することが良いこととされていました。
同じクラスになったならみんな仲間。みんな仲良し。
たとえ嫌な事をされても、相手の気持ちを考えてガマンすることも大事。
先生や親から同じような事を言われ、出来るだけクラス全員と当たり障りなく仲良くしようと頑張った方も多いのではないでしょうか。

私は、この「みんな仲良く教育」が心に根付いてしまうことは、大人になってからの人間関係構築において結構な弊害があるなぁと思っています。
本来、どうしても合わないと思う人とは無理に付き合わなくてもいいんですよね。

"相手の気持ちを考える"ことと同じぐらい"苦手な人と無理して付き合っているときの自分の気持ちを考える"ことも大切です。
本当のことを伝えたら相手が嫌な思いをするかもしれない……と気を遣いすぎて自分の本当の気持ちを吐き出せなくなると、自分自身が消耗してしまいますよね。

離れた方が楽だと感じる相手からは離れる方法を考えてもいいのです。
嫌われた結果陰口を言われるとしても、それは、好きに言わせておけばいいのです。
悪い言葉はいつか自分に戻るものですし、陰口を信じるような人ともきっと仲良くはなれないでしょうから。

それよりも、苦手な相手に嫌われることで向こうから避けられるようになるとしたら、それはむしろありがたい!ぐらいに思ってみませんか?

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著者

水谷アス

水谷アス

発達障害のひとつ、自閉症スペクトラム障害(ASD)当事者でASD児育児中の母。 理屈っぽい変人と言われながら生きてきました。 そんな変わり者の思考をありのままに伝えることが未来の多様性理解のひとつに繋がることを願って、種まきのようにマンガ、文章、音声、様々な媒体で日々発信活動をしています。 読んだ人の心に新しい気づきが芽生えてくれたら嬉しいです。

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