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ゲーム感覚で楽しく勉強をするのはダメでしょうか。「楽しいほうがいいよね?」【トイトイの問い 第56話】

カルチャー

2024.10.05

私たちの日常にある「あたりまえ」。「どうして?」と問われたとき、はっきりと理由を答えられるものはどれだけあるでしょうか。「あたりまえ」への疑問の答えは、きっとひとつではありません。 トイプードルのトイトイと、猫のモラ。2匹の視点から生まれた疑問に、あなたなりの答えを見つけてみませんか?

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連載:トイトイの問い

苦労しないと達成感はないの?

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楽しくやれるならその方がいいよね?

便利なものが色々発明され、楽になっていることも多い現代。
それらのものが無かった時代に生まれ育った世代の方には、苦労し、頑張って得るからこそ価値があるのだと考える方もいらっしゃいます。
もちろん、時間をかけてじっくり物事に取り組み、それによって結果を得る達成感もあります。でも同じことを楽しく学んで良い結果を出せるのであれば、わざわざしんどい思いをするよりずっといいはずです。

楽しいことはいけないことでしょうか。私はむしろ、学びの根っこには遊びがあると思っています。最初から「お勉強」として始まるのではなく、導入は遊びがいいと思うのです。

楽しい、というステップから興味関心が引き出され、そこから「もっと知りたい」という知的好奇心が生まれたとき、多少大変でも深く物事に取り組むための推進力が生まれるのではないかなぁ、と。

最初から「苦労してこそ」という感じで勉強や仕事を強要されたら、どんなものもイヤになってしまいます。
大人も子どもも、楽しく学べる方法があるなら色々取り入れていきたいですね。

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著者

水谷アス

水谷アス

発達障害のひとつ、自閉症スペクトラム障害(ASD)当事者でASD児育児中の母。 理屈っぽい変人と言われながら生きてきました。 そんな変わり者の思考をありのままに伝えることが未来の多様性理解のひとつに繋がることを願って、種まきのようにマンガ、文章、音声、様々な媒体で日々発信活動をしています。 読んだ人の心に新しい気づきが芽生えてくれたら嬉しいです。

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