好奇心って大事だよね?
どうなるかなって気になったら、やりたくなるのって何でだろね?
皆さんは好奇心がある方ですか?
私は、子どもの頃から何でも(やってみたらどうなるのかな)と気になったことは試さずにはいられない子どもでした。大人たちにはよく「余計なことするな」と怒られたものです。
自分が大人になり、親になり……
子どもが好奇心の赴くままにとんでもないことをするとき、私を怒った大人の気持ちがよくわかるようになりました。子どもの好奇心が向く先は、大人にとっては「余計なもの」だったりするんだな……と。
自分が気になったことをとりあえずやってみる度に怒られて育ってしまった私は、誰かに言われたことだけを大人しくやる大人になりました。
やりたくないと思ったことも、人が言うことならやり、自分がやりたいことは我慢しました。それは全然おもしろさが無い日々ではありませんでしたが「そういうもんだ」と割り切っていました。
育児との両立が難しくなって会社勤めをやめたとき、ふと気づきました。
今ならやりたいことをやってみてもいいんじゃないか、と。
それから私は失業手当受給中にイベントを主催してみたり、起業スクールに通ってみたり、興味がわいたこと、やってみたいと思ったことに次々と挑戦していきました。収益もなく、端から見れば余計なことしかしていなかったと思います。
金銭面の悩みは尽きませんでしたが日々の充実感はとても高くなりました。
そうやって自分が興味が沸いたことにひたすら挑戦することを繰り返しているうちに、いつしかそれが仕事になっていきました。
実は好奇心というのはその人がその人らしく生きるために世界に張っているアンテナみたいなものなんじゃないかな…と思うのです。
周りのひとにとって「余計なもの」かもしれないけれど、本人にとっては大切なこと。
出来ることならそのアンテナを折らずに見守ってあげられる大人でいたいですね。