なんで“自分の苦手なところ”を誰かと比べるの?
出来る人と比べて落ち込んだって仕方ないよね……
わたしたちは、ついつい自分と他人を比べてしまいがちです。
そして自分より他者が優れている部分を見つけては落ち込んでしまう。
でも、全てにおいて他者が自分より優れているわけではありません。
Aさんは足が速くて絵が苦手。
Bさんは絵が得意で算数が苦手。
Cさんは算数が得意で読書が苦手。
Dさんは読書が得意で足が遅い。
苦手なこと同様、得意なことも人は何かしら持っているものです。
そしてそれは大抵、自分にとっては当たり前すぎること。
Aさんが走ること、Bさんが絵を描くこと、Cさんが算数をすること、Dさんが本を沢山読めること。
本人にとってごく当たり前で楽しみながら出来ることほど、実は他の人にとっては苦手なことだったりするんです。
ヒナタちゃんは元気に遊ぶことが得意ですが、そういう遊びを苦手に感じる人もいます。
誰かと元気に遊べるのもまた才能のひとつなのです。
あまりに当たり前すぎて、得意だということに本人が気づいていないこともよくあること。
自分の当たり前は、他の人にとっての特別かもしれません。
どうせ比べるなら自分が出来ないことではなくて「自分は当たり前に出来るけど、実は他の人にとって頑張らないとできないこと」で比べてみませんか?