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ニンゲンはなんでイヤなこともやるの?僕はイヤなことはやらないのに!【トイトイの問い 第25話】

カルチャー

2024.05.14

私たちの日常にある「あたりまえ」。「どうして?」と問われたとき、はっきりと理由を答えられるものはどれだけあるでしょうか。「あたりまえ」への疑問の答えは、きっとひとつではありません。 トイプードルのトイトイと、猫のモラ。2匹の視点から生まれた疑問に、あなたなりの答えを見つけてみませんか?

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連載:トイトイの問い

なんで誰もやめないんだろ?

まんがまんがまんが

まんが

まんが

まんが

まんが

まんが

どうしてみんなで嫌なことを頑張るの?

今回のお話のように、みんなが嫌だとわかっているためにお互い牽制しあってやめられないものってありますよね。

そういう状況で多くの人を集めて作業しても『やった』という事実と時間を浪費するだけで、いい仕事は出来ないように思います。

大勢の人が不満を抱えながら惰性でやる仕事より、限られたやる気のある人だけで効率よくやる仕事の方がスムーズで良い仕事になったりするんです。

人は誰かに必要とされたいという基本的欲求を持っています。
『誰かにやらされている』と感じる事は嫌になりますが『誰かの力になれる』と感じると自発的に動けるようになるんです。誰かの力になるということは、その相手から必要とされるということにも繋がりますから。

『他の人が頑張っているから』という理由でやっている仕事の意味。
まずは何の目的で誰のための仕事なのか考えてみませんか。

必要性があって存在する仕事なのであれば必要性の理由について考えてみる。
『昔からずっと続いているから』あたりは、一番不要な理由だったりします。

現代でもなお必要と思えるところだけ残し、誰にとっても必要ない部分はやめてしまっても良いのではないでしょうか。

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著者

水谷アス

水谷アス

発達障害のひとつ、自閉症スペクトラム障害(ASD)当事者でASD児育児中の母。 理屈っぽい変人と言われながら生きてきました。 そんな変わり者の思考をありのままに伝えることが未来の多様性理解のひとつに繋がることを願って、種まきのようにマンガ、文章、音声、様々な媒体で日々発信活動をしています。 読んだ人の心に新しい気づきが芽生えてくれたら嬉しいです。

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