何を大切にするかは人によって違うよね?
えっ、そんなに大事だったの?
人はそれぞれ色んな趣味を持っています。
道端の石を拾って集める人もいるし、鉄道の切符を集める人もいる。
好きな人にとっては宝物でも、興味の無い人から見るとガラクタのようにしか見えないこともよくある話です。
自分の承諾なしに大切なものを処分されてしまって悲しかった思い出を持っている人というのは案外多いもので、捨てる側にとってみれば些細なことでも、大人になってもその時の記憶が残っていることも多いものです。
何に興味を持ち、何を大切にするか。モノだけではなく思考にもそれは通ずるところがありますよね。自分が信じるものを誰かに下らないと切り捨てられたことは誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
自分が好きなものは、すべての人が好きなものではありません。
しかし、自分が嫌いなものも、すべての人が嫌うものでもないのです。
自分が好きなものを否定されたり捨てられたりしてしまうことは誰しも悲しいこと。
私は好きだけど、あなたは嫌い。私は嫌いだけど、あなたは好き。
お互いの好き嫌いを知っても干渉することなく尊重し合える世界のほうが、みんなそれぞれ自分の好きを大切にしていけるはずです。
自分の「好き」だけでなく、他人の「好き」も大切にして生きたいですね。