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「トモダチって、少ないと良くないの?」【トイトイの問い 第21話】

カルチャー

2024.04.28

私たちの日常にある「あたりまえ」。「どうして?」と問われたとき、はっきりと理由を答えられるものはどれだけあるでしょうか。「あたりまえ」への疑問の答えは、きっとひとつではありません。 トイプードルのトイトイと、猫のモラ。2匹の視点から生まれた疑問に、あなたなりの答えを見つけてみませんか?

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連載:トイトイの問い

トモダチって、少ないと良くないの?

まんがまんがまんが

まんが

まんが

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まんが

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友達はたくさんいたほうがいい?

学校では「どんな子ともみんな仲良く」というような事を教えられます。
だからなのか、私はずっと、どんな相手とも仲良く出来る方が良くて友達がいないことは良くないことだと思っていました。

でも、あるとき全ての人と仲良くする必要はないことに気付きました。
仕事相手ならまだしも、誰かと一緒に楽しい時間を過ごしたいなら無理せず過ごせる相手のほうがいいですよね。

人間には相性というものがあります。
どんなに色んな人と仲良く出来る人当たりのいい人でも、自分とは合わないということはあります。
あまり色んな人と仲良くならない無愛想な人でも、あなたとは合うかもしれません。
年下の方が仲良くなりやすい人もいれば、年上がいい人もいます。

子どもが学校で友達を作れないことがあったとしても、たまたま同じ地域で同じ年齢に生まれただけの集団に相性がいい相手がいないだけかもしれません。

私は友達が少ないです。少し前までは自分が寂しい人間なんだろうかと思って焦ることもありましたが、今はむしろ楽でいいなと思っています。
"友達がいないとかわいそう"みたいなイメージは、学校という特定の集団で染み付いてしまった思い込みかもしれません。

ひとりを楽しむのが上手なのも、案外悪くないですよ。

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著者

水谷アス

水谷アス

発達障害のひとつ、自閉症スペクトラム障害(ASD)当事者でASD児育児中の母。 理屈っぽい変人と言われながら生きてきました。 そんな変わり者の思考をありのままに伝えることが未来の多様性理解のひとつに繋がることを願って、種まきのようにマンガ、文章、音声、様々な媒体で日々発信活動をしています。 読んだ人の心に新しい気づきが芽生えてくれたら嬉しいです。

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