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お返しって、本当に相手は嬉しいの?【トイトイの問い 第12話】

カルチャー

2024.03.14

私たちの日常にある「あたりまえ」。「どうして?」と問われたとき、はっきりと理由を答えられるものはどれだけあるでしょうか。「あたりまえ」への疑問の答えは、きっとひとつではありません。 トイプードルのトイトイと、猫のモラ。2匹の視点から生まれた疑問に、あなたなりの答えを見つけてみませんか?

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連載:トイトイの問い

お返しって、本当に相手は嬉しいの?

まんがまんがまんが

まんが

まんが

まんが

まんが

お返しって、本当に相手は嬉しいの?

「コノオカエシ…コマル…??」

お祝いを贈ると、お返しが返ってくることがあります。
結婚祝いや出産祝いなどは「半返し」などのマナーもあったりしますね。

お祝いの品は基本的に贈る相手や用途が明確です。
結婚祝いなら新生活で役立ちそうなものがいいかなとか、入学祝いなら文房具や図書カードがいいかな、とか。
でもお返しとなると贈る相手の状況は曖昧なことも多いものです。

結婚、出産、入学…生活が変わり、バタバタしているときに曖昧な情報に合わせてお返しを選ぶ作業は結構な負担。数も多くなると事務的なお返しになることも少なくありません。

返された側が困る贈り物になっていることもあるかもしれませんし、そもそも贈った側は返してもらうことを前提に贈り物をするのでしょうか。

我が家は、お返しを考える手間と相手にその手間を与えたくないということで半返しマナーを手放しました。お祝いを頂いた際は「お返しはしていないから、こちらから何かお祝いを贈った時も返さなくていい」と、伝えています。

贈り物はそれを使う相手を想って贈るもの。
何かを頂いたらお返ししなきゃと頑張るより、贈りたいものを見つけたときお返しする、くらいの感覚で考えてみるのはいかがでしょうか。
 

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著者

水谷アス

水谷アス

発達障害のひとつ、自閉症スペクトラム障害(ASD)当事者でASD児育児中の母。 理屈っぽい変人と言われながら生きてきました。 そんな変わり者の思考をありのままに伝えることが未来の多様性理解のひとつに繋がることを願って、種まきのようにマンガ、文章、音声、様々な媒体で日々発信活動をしています。 読んだ人の心に新しい気づきが芽生えてくれたら嬉しいです。

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