今やってる勉強って、本当に将来役に立つの?
「将来役に立つことって何さ!?」
時代の変化は目まぐるしいです。私が子どもの頃、映画はVHS、音楽はカセットテープでした。今やすべてがデータです。
ダイヤル式の電話も、ポケベル、PHS、携帯電話、スマホとどんどん便利なものに変わっています。
わからないことを辞書で引いていた時代から『ググる』ことが出来るパソコンの時代へ。
今は手元のスマホで世界中の知識にアクセス出来てしまいます。
音声指示が出来る機器も日に日に進化し、AIに書きたいことを伝えるだけである程度の文章は作れてしまいます。
会社に終身雇用される時代も終わり、学歴がなくても個人で仕事を作ることが出来る時代になりつつあります。
なのに。
学校で学ぶ内容は、40代の私が子どもだった頃とそんなに大きく変わっていません。
学ぶための『道具』にタブレットが導入されたりはしています。
でも、漢字の書き取りや、計算問題が毎日宿題に出ることなどの『内容』は変わっていないものも多いのです。
昔は出先で漢字がわからないと困ることがありました。
計算が出来ないと困ることがありました。
だからこそ個人の能力として身につけておく意味があったのですが、今は漢字も計算も、大抵の人はスマホで解決しています。
おそらく子どもが大人になる頃にはもっと色んな事が便利になり、現代の常識は大きく変わっているでしょう。
今話題のドラマ『不適切にもほどがある!』を見ていても、それは良くわかりますよね。
勉強が必要ないとお伝えしたいわけではありません。学ぶことは人生でとても大切なものだと思います。
ただ、昭和と同じように学ぶことは本当にこれからの時代にも大切でしょうか。
「数十年後の未来、本当に大切になるものはなんだろう?」
大人も、子どもと一緒に未来を考えてみませんか。
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