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予約の取れない家政婦seaさんがキッチンで愛用する「デッドスペースを最大限に活かす」収納アイテム

家のこと

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2022.04.12

キッチンのシンク下やコンロ下の収納は奥行きがあり大容量。でもイマイチ使いこなせていない人も多いのでは? 大きく分けて引き出しタイプと扉タイプに分かれますが、その特徴にあった収納を選ぶことが大切です。今回は家事代行マッチングサービス「タスカジ」で大人気の片づけコンサルタントseaさんにオンライン取材し、seaさんのお片づけで登場頻度の高い収納アイテムについて直接伺いました。

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連載:家事の達人「タスカジ」さんに教わる“家事術”

教えてくれたのは……seaさん

seaさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」ハウスキーパー。20年以上家事代行サービスに携わり、今まで6000軒以上の家の片づけをサポート。現在では予約の取れない家政婦と呼ばれ人気を博している。著書に『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』(ダイヤモンド社)、『タスカジ sea さんのリセット 5 分の収納術』(主婦と生活社)がある。

シンク下やコンロ下の「引き出しタイプ」の収納

引き出し出典:stock.adobe.com

seaさん「引き出しタイプの収納は全体を上から見渡せるのが利点ですが、深さがあるのでちょっとしたコツが必要です。鍋やフライパンも平置きするのではなく、収納グッズで区切って立てかけるように収納すると、上から見たときにわかりやすくスペースを有効活用することができますよ」

実際にseaさんのお片づけでよく使う収納アイテムは一体どのようなものでしょうか?

seaさん「フライパンや鍋などの調理器具は、書類ケースや仕分けスタンドなどを活用して収めていきます。基本的に物を立てて収納し、取り出しやすいように意識しましょう。
無印良品の『スチロール仕切りスタンド』はブックエンドとして使われることが多いアイテムですが、フライパンを立てて収納するのに便利です。
またニトリの『ざる・ボウル・フライパンスタンド』は、鍋やフライパンの幅に合わせてカスタマイズできるのが大きな魅力。あると重宝しますよ」

シンク下やコンロ下の「扉タイプ」の収納

扉タイプ出典:stock.adobe.com

扉タイプの収納は、上部がデッドスペースになりやすく、スペースをいかせないことも。だからこそ活用してほしいのが収納ラックやコの字ラックです。

seaさん「ニトリの『シンク下 伸縮ラック』のような排水管を避けて置けるラックや、スペースに合わせて伸縮するタイプのラックなどもあるので、収納に合ったラックを探してみましょう」

その際、ラックの上に鍋やフライパン類を重ねて平置きしてしまうと、取り出しにくく、片づけにくいスペースになってしまいます。引き出しタイプとおなじように書類ケースを活用して立てて収納するか、余裕があれば単体で置きましょう。

シンク下収納シンク下収納の一例

使用頻度によって置き場所を考える

シンク下・コンロ下収納は、奥行きがあるので、seaさんが推奨する収納の必勝パターンであるメリハリをきかせた整理術をここでも実践していきましょう。

seaさん「引き出しタイプも扉タイプも基本的には手前によく使うものを配置し、奥のスペースには、出番がないビアグラスやお客様用の食器セット、カトラリー、流行りにのって買った高さのある調理家電など、めったに使わないものを置きましょう。捨てられないものを奥にギュッとまとめて封印させておいてもいいですよ

特に扉タイプは、奥のスペースは手が届きにくいはず。当面使わないもの、封印したいものを置くようにするといいそうです。

引き出しの奥には、使用頻度の低い小物類を透明のジッパー付き保存袋にカテゴリーごとに入れておけばOKだそう。中身が判別しやすく、箱などのように場所を取りません。

シンク下収納シンク下収納の一例。奥に使用頻度の低いカセットコンロを収納している。

シンク下・コンロ下収納は、キッチンの中でも大きな収納スペースなので、ただ物を突っ込んでいってしまうと、ゴチャゴチャになってしまいます。収納グッズである程度区切ることで、使い勝手がグッと良くなるそうです。その時に手前と奥でしっかりと線引きをして、メリハリをきかせることが大きなポイント。ぜひ実践してみましょう!

取材協力:家事代行マッチングサービス「タスカジ」

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