教えてくれたのは……タスカジのくくるさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。関西エリアで活動し、掃除から料理までマルチに活躍。大手家事代行会社で研修担当の経験もある家事のベテラン。効率よくピカピカにする熟練の掃除テクニックと心あたたまる家庭料理で、依頼者からの信頼も厚い。タスカジの講座の講師としても活動している。
シンクの油汚れや水アカをピカピカにする方法
キッチンのシンクは、油汚れや水アカ、ぬめりやカビなど、さまざまな種類の汚れが溜まる場所です。汚れが蓄積されてしまうとお掃除が大変になるので、使った後にサッと洗ってしまいましょう!
毎日の掃除方法
1.まずは水だけでスポンジでこすり洗いをし、表面の汚れを取ります。
2.一般的な「台所用洗剤」をつけ、スポンジでこすり洗いします。
3.仕上げに、乾いたクロスなどで水けを拭き取ったら完ペキです。
日々のお掃除は、これだけでOKです。夕食の後片づけが終わったタイミングで、ついでにシンクも洗っておくと汚れが溜まりにくくなります。
2~3分もあればできる毎日のお掃除が、キレイなシンクをキープする分かれ道ですよ!
汚れが気になり始めたときの掃除方法
少し汚れが溜まり、くすんできたな……と感じたら「クリームクレンザー」を使ったお掃除をしましょう。空き缶などを置いた後についてしまったサビにも効果的です。
1.クリームクレンザーを適量シンクにかけ、スポンジで磨きあげます。
このとき、メラミンスポンジや硬いスポンジなどは使わないようにしてください。キズがつき、そこに汚れが入ってしまう恐れがあります。
2.クレンザーが残らないようにしっかり水で洗い流し、乾いたクロスなどで水けを拭き取ったら完了です。
※クリームクレンザーは、パッケージ表示の注意点をよく確認してから掃除をおこなってください。
汚れがつきにくくなる!週1回のプラスワン掃除
シンクに汚れをつきにくくしたい方におすすめなのが、ホームセンターなどで販売されている、水回り用のはっ水コーティング剤です。
掃除後にスプレーしてスポンジで伸ばし、乾いた布で最後に拭いたら完了! フッ素樹脂とシリコーンの力でコーティングすることで、水を流すだけで汚れを弾いてくれます。
一度のコーティングで、1~2週間ほど汚れがつきにくくなるので、シンク掃除が格段にラクになりますよ。
カビが発生しやすい排水口は「塩素系漂白剤」
水回りにはカビ汚れがつきものなので、排水口などの汚れが気になるところは「塩素系漂白剤」でお掃除しましょう。
放置して流すだけの簡単掃除で、イヤなニオイの原因になるカビやぬめりを取り除きます。
今回は、泡タイプで使いやすい「キッチン泡ハイター」を使用しています。
1.ゴミがある場合は、取り除きます。
2.汚れが気になる部分に「キッチン泡ハイター」をスプレーします。
3.このまま5分ほどおいた後、しっかりと水で洗い流して完了です。
食品を扱う場所だからこそ、いつも清潔にキープしたいもの。ピカピカのキッチンで毎日気持ちよく過ごせるように、片づけ後にシンクもサッとお掃除してみてくださいね!
※キッチンハイターを使用する場合には変色しないか注意が必要です。シンクの素材に使用可能かどうか確認のうえ、おこなってください。
また塩素系洗剤を使う場合は、クエン酸などの酸性洗剤と混ざると有毒ガスなどが出て危険な場合があります。使用上の注意を確認してから使用してください。
取材協力:タスカジ