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最低限やっておくべき!「トイレ」を短時間でキレイにする“かんたん掃除術”<年末大掃除>

家のこと

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2021.12.22

やるべきことに追われがちな年末。大掃除をしたいけれど、そこまで時間が取れないという方もいるのでは? そんな方のために「タスカジ」のmachamachaさんに、「ここだけでも押さえると家がキレイに見える」という場所を伺ったところ、玄関の次に「トイレ」という回答が! そこでカンタンにできるトイレの掃除術を教えていただきました。

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連載:家事の達人「タスカジ」さんに教わる“家事術”

教えてくれたのは……machamachaさん

machamachaさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」ハウスキーパー。これまで約500件のご家庭を担当。整理収納や掃除を通して、居心地のいい空間づくり、暮らしやすくするためのお手伝いを実践。100円グッズをはじめとした家事アイテムにも詳しく、より時短で楽に片付けや掃除ができる方法を提案している。北欧式整理収納プランナー。

家庭でできるカンタントイレ掃除術

毎日使うトイレは、家の中で最も汚れていると言っても過言ではありません。そんなトイレだけでもキレイにしておくと、気分良く新年を迎えられますよ! 私が普段しているカンタンなトイレの掃除方法をお伝えします。

(1)トイレの便器内は洗剤をスプレーするだけ

まずはトイレの便器内をキレイにしましょう。

便器内の黄ばんだ尿汚れは、蓄積してしまうと落ちづらいもの。便器のフチ裏にクエン酸水やトイレ用洗剤をまき、トイレットペーパーをその上から敷きます。その上にさらにクエン酸水や洗剤をかけてしばらく置いてください。

「泡ピタ」なら泡が密着するので、かけて時間を置くだけでラクですよ!

泡ピタ

泡ピタは1分程度置けばいいと書かれていますが、クエン酸などは20〜30分程度置きましょう。時間を置いたら水を流しておしまいです。これでニオイも気にならなくなりますよ。

(2)便器周りは拭くだけ

次は便器の蓋から便座、便座の裏など、便器の周りをすべて拭いていきましょう。このとき先ほどの「泡ピタ」やトイレの拭き取りクリーナー「まめピカ」が便利。

まめピカ

特に尿が飛び散りやすい便座の裏は、洗剤をかけてしっかり拭きましょう。尿汚れが落ちない場合は、トイレットペーパーに洗剤を吹きかけたものを便座裏にしばらくつけて置きましょう。
また便器と床の境目も尿が落ちていることがあるので、忘れずに拭いてくださいね。

(3)壁も忘れずに

次は壁をキレイにしましょう。

壁には意外に汚れが飛び散っていることが多く、特に便器から下の高さが汚れやすいです。壁の下の方は、しっかり拭いてくださいね。

拭き掃除

壁を拭く際に、手の届きにくいところには短めのワイパー「クイックルミニワイパー」が便利ですよ。トイレ用のウェットティッシュなどを挟んで使えば床や壁を拭くこともできます。

壁掃除

汚れの種類によって洗剤の使い分けを

トイレはさまざまな汚れの種類があるので、汚れの種類によって洗剤を使い分けて掃除することがコツです。

・通常の掃除やちょっとした拭き掃除には中性洗剤
・黄ばみ汚れや尿石にはクエン酸などの酸性洗剤
・便器のフチ裏などの黒ずみ汚れには、ハイターなどの塩素系の洗剤

使いわけることで、それぞれの汚れをしっかり落とすことができます。なかなか汚れが落ちないと感じる場合は、汚れに合わせて洗剤を使い分けてください。

※塩素系の洗剤は酸性の洗剤と一緒に使うと有害なガスが出て危険ですので、絶対に一緒に使わないでください。

年末だからといって、掃除に時間を割くことが難しい方も多いはず。日頃気になっていたトイレの黄ばみや黒ずみをこの機会に掃除すると、グンとキレイな印象になりますよ!

取材協力:タスカジ

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