教えてくれたのは……machamachaさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」ハウスキーパー。これまで約500件のご家庭を担当。整理収納や掃除を通して、居心地のいい空間づくり、暮らしやすくするためのお手伝いを実践。100円グッズをはじめとした家事アイテムにも詳しく、より時短で楽に片付けや掃除ができる方法を提案している。北欧式整理収納プランナー。
冷蔵庫はパーツごとに拭き掃除を
年末年始にはたくさんの食材がストックされる冷蔵庫。食材や食品などを出し入れする冷蔵庫は、調味料や食材などでかなり汚れていることが多い場所です。食品を入れるので、汚れを放置していると衛生的にもよくありませんね。カンタンだけれどしっかり汚れを落とすコツをご紹介します。
(1)上から下へ中身を出しながら掃除する
冷蔵庫の中身を全部出すとなると、やる前から大変に感じますよね……。ドアを開けっ放しにするのもよくないので、冷蔵庫にある食材や調味料は、各パーツごと、段ごとに上から下へ出しながら行いましょう。
(2)少しずつでいいからしっかり拭き掃除を
中身を出した場所は、外せるトレーや仕切りなどのパーツを外し、「重曹ウェットシート」で拭き掃除をします。
汚れがひどい場合は、中性洗剤やアルカリ性洗剤を使って、スポンジで磨いてから十分に拭き取ります。
冷蔵庫の中を一度にキレイにしようとすると大変なので、今日はドアポケット、今日は1番上の棚など、毎日少しずつ行うのもおすすめです。
(3)扉やドアノブもお忘れなく!
洗った冷蔵庫のパーツを戻す前に、冷蔵庫内と扉も拭きましょう。「重曹ウェットシート」は、アルカリ電解水が配合されているので皮脂汚れや油汚れもきれいに落とせますよ。
(4)「パッキン部分」の汚れはこうしてかき出す!
忘れがちな「パッキン部分」の汚れも掃除しましょう。
箸に「重曹ウェットシート」を輪ゴムで巻き付けたものを用意してください。パッキンの端からそれを滑らせるようにすると、中に入り込んだ汚れもうまく取ることができますよ。意外と汚れがたくさん出てくるので、驚かれるかもしれません!
(5)アルコールで除菌を
最後に除菌やカビ予防として、冷蔵庫内やゴムパッキンなど全てのパーツに、パストリーゼなどのアルコールをスプレーして、最後にキッチンペーパーや乾いたクロスなどで拭きあげておくと完璧です。
食品を入れるところだからこそ、冷蔵庫はキレイにしておきたいですね! パッキンなどもぜひキレイにしてみてください。
取材協力:タスカジ