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「トイレの温水洗浄便座は洗ってない」人必見。こびりついた汚れをごっそり落とす“ノズル掃除術”

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 「トイレの温水洗浄便座は洗ってない」人必見。こびりついた汚れをごっそり落とす“ノズル掃除術”

2023.06.28

トイレの温水洗浄便座のノズルやノズルまわり、きちんと掃除できていますか? かがんで目線を低くしたときに「こんなに汚れていたの?」と驚いた経験がある方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、お掃除のプロ、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のmachamachaさんに「洗浄便座のノズル本体・ノズルまわりの掃除方法」を教えていただきました。

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連載:家事の達人「タスカジ」さんに教わる“家事術”

教えてくれたのは……タスカジのmachamachaさん

machamachaさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」ハウスキーパー。家事歴36年。タスカジアンバサダーとして雑誌取材やwebメディア記事掲載などに多数出演。
整理収納や掃除を通して、居心地のいい空間づくり、暮らしやすくするためのお手伝いを実践。100円グッズをはじめとした家事アイテムにも詳しく、より時短で楽に片付けや掃除ができる方法を提案している。北欧式整理収納プランナー。

温水洗浄便座の汚れが溜まりやすい場所とは

トイレの洗浄便座は、尿はねなどの排泄物の汚れが飛び散ったり、すき間に入り込んだり、汚れが溜まりやすい場所です。

ウォシュレットで汚れが溜まりやすい場所出典:www.photo-ac.com

とくに汚れやすいのは、ノズル本体・ノズルが収納されている周辺の便器まわりです。
キレイに掃除されていなければ、汚れがこびりついてニオイの原因になってしまいます。

家族の人数や使用頻度によりますが、ノズルやその周辺も最低1週間に1回程度は、お掃除しましょう!

ノズル本体の掃除方法

機種にもよりますが、洗浄便座の多くは「ノズルそうじ機能」のボタンがついています。
今回は、ボタンを押すとノズルが自動で出るタイプのノズルのお掃除方法をご紹介します。

※ノズルそうじ機能がついていない機種もあります。必ず取扱説明書を確認のうえ、説明書に従ってお掃除してください。ノズルを無理に引っ張ると故障の原因になる場合があります。

用意するもの

  • トイレ用のお掃除シート
  • 手袋

基本の掃除方法

ノズルそうじボタンを押し、お掃除シートでノズル本体の汚れを拭き取ります。ノズルは丸く筒状になっているので、手袋をしてまんべんなく拭きましょう。ノズル本体の基本のお掃除は、これだけでOKです。ノズル本体の掃除方法

吹き出し口の掃除方法

もし、水の吹き出し口などに汚れがある場合は、ソフトな素材のブラシにトイレ用の中性洗剤を吹きかけ、力を入れずにやさしくサッとこすり洗いします。ノズルそうじボタンを押し、水を流して完了です。吹き出し口の掃除方法

水が出ないタイプのノズルそうじ機能の場合は、洗剤が残らないようにクロスなどで水拭きをして仕上げてください。

注意点

  • トイレブラシなどの硬い素材のブラシを使うと、ノズルの表面にキズがついたり、折れたりするなど故障の原因になる可能性があります。お掃除シートで拭き取る方法がベストです。
  • ノズル本体はプラスチック製のものが多いため、変色・変質を防ぐために液性の強い洗剤を使ったり、直接洗剤をかけたりすることは避けたほうが無難です。

ノズルまわりの掃除方法

ノズル本体と併せてお掃除しておきたいのが、ノズルまわりです。
ノズルの収納口や収納下(便器の奥の部分)は、かがんで目線を低くしないと見えにくいので、気づかないうちに汚れが溜まっていることが多い場所です。意識してこまめにチェックするようにしてくださいね!

用意するもの

  • トイレ用の中性洗剤
  • ブラシがソフトなタイプの歯ブラシや、すき間専用のブラシ

私がお仕事でも自宅でも愛用しているのが、セリアで販売されている「NEWおそうじブラシ」です。
セリア「NEWおそうじブラシ」

先が曲がった形状で、さまざまな場所にフィットしやすいのがポイント。ノズルまわりのお掃除には、この商品のように、すき間に入りやすい細長く平べったいブラシがおすすめですよ!すき間に入りやすい細長く平べったいブラシ

基本の掃除方法

1.上記のようなブラシにトイレ用の中性洗剤を吹きかけ、こすり洗いします。ノズルまわりの基本の掃除方法1

2.洗剤が残らないように、クロスなどで水拭きをして完了です。ノズルまわりの基本の掃除方法2

 

便器や便座まわりのお掃除のついでの“プラスワン掃除”で、ノズル本体・ノズルまわりもピカピカに! 頑固な汚れになる前に、定期的にキレイにすることを心がけてくださいね。

取材協力:タスカジ

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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