連載記事

「便器のふち裏」の頑固な“黄ばみや黒ずみ”がごっそり取れる。放っておくだけカンタン掃除術

家のこと

stock.adobe.com
 「便器のふち裏」の頑固な“黄ばみや黒ずみ”がごっそり取れる。放っておくだけカンタン掃除術

2023.02.22

ふつうのブラシが届きにくく、いつの間にか汚れが溜まっていく便器のふち裏。頑固な黄ばみや黒ずみをなんとかしたいと思っている方も多いのでは? そこで今回は、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のくくるさんに、便器のふち裏のカンタン掃除方法ついて教えていただきました。おすすめアイテムも併せてご紹介します!

広告

連載:家事の達人「タスカジ」さんに教わる“家事術”

教えてくれたのは……タスカジのくくるさん

くくるさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。関西エリアで活動し、掃除から料理までマルチに活躍。大手家事代行会社で研修担当の経験もある家事のベテラン。効率よくピカピカにする熟練の掃除テクニックと心あたたまる家庭料理で、依頼者からの信頼も厚い。タスカジの講座の講師としても活動している。

便器のふち裏の掃除には「酸性の洗剤」

トイレ掃除の中で、お掃除がしにくい場所のひとつが「便器のふち裏」。トイレブラシが届きにくいので、お掃除方法に困っている方も多いと思います。

ブラシが届きにくい便器のふち裏

一見キレイに見えても、低い目線で見るとものすごく汚れていた……ということもありますよね。
落としにくいからといって放っておくと頑固な汚れになり、落とすために時間も力も使わなくてはなりません。

そこでおすすめなのが「酸性の洗剤」! アルカリ性の性質をもつ黄ばみや尿石汚れ、水アカによる黒ずみを効率的に落とすことができますよ。

便器のふち裏には「サンポール」

私がふち裏掃除によく使っているのは「サンポール」です。便器(陶器)内の頑固な汚れ落としに、効果を実感しています。ふち裏に液がかけやすいノズルで、使いやすいですよ。

ふち裏の汚れを落とす2つの掃除方法

今回は、この「サンポール」を使った2つのお掃除方法をご紹介します。どちらも、サンポールをかけて放置してこするだけの簡単な方法です。軽めの汚れも、頑固な汚れも、すっきりキレイになりますよ!

軽めの汚れの場合

軽い汚れの場合

1.ふち裏にサンポールをかけ、2~3分後に枝つきブラシなどでこすり洗いします。
2.最後に水で流します。まわりに液が跳ねてしまうといけないので、便座・便器まわりはしっかり拭くようにしてくださいね。

こびりついた頑固な汚れの場合

1.ふち裏にサンポールをかけ、液が流れないようにトイレットぺーパーでパックします。その上からまたサンポールをかけて15~30分ほどおきましょう。長くおくほうが、より汚れが落ちやすくなります。
頑固な汚れの場合1

2.ブラシでこすり洗いします。水が出てくる場所など、ふつうのトイレブラシで届きにくい場所は使い古しの歯ブラシを使うとよいですよ! とくに子ども用の小さな歯ブラシが使い勝手がよく、おすすめです。
頑固な汚れの場合2

3.こちらも同様に水で流し、便座・便器まわりをしっかり拭いて完了です。

100円ショップなどで「便器のふち裏専用」のお掃除グッズの取り扱いもあります。お掃除しにくい部分だからこそ、適した洗剤と便利グッズを上手に活用しながら、キレイに保てるといいですね!

※サンポールは酸性の洗剤です。塩素系洗剤と混ざると有毒ガスなどが出て危険な場合があります。使用上の注意点をよく確認してから使用してください。

取材協力:タスカジ

広告

著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

家事の達人「タスカジ」さんに教わる“家事術”

広告