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電子レンジ内のギトギトで取れない「油汚れ」がツルンと落ちる。一番カンタンな“3ステップ”掃除術

家のこと

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2023.02.04

放置してしまった電子レンジの汚れ、庫内でカチカチに固まっていませんか? キレイにしたいけれど、忙しくて掃除に時間をかけられない……。そんなときにはプロおすすめの掃除術で解決! 今回は、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のくくるさんに、電子レンジの一番カンタンな掃除方法ついて教えていただきました。

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連載:家事の達人「タスカジ」さんに教わる“家事術”

教えてくれたのは……タスカジのくくるさん

くくるさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。関西エリアで活動し、掃除から料理までマルチに活躍。大手家事代行会社で研修担当の経験もある家事のベテラン。効率よくピカピカにする熟練の掃除テクニックと心あたたまる家庭料理で、依頼者からの信頼も厚い。タスカジの講座の講師としても活動している。

電子レンジの一番カンタンな掃除方法

電子レンジの汚れ出典:www.photo-ac.com

電子レンジの主な汚れは、油汚れと焦げつきです。
加熱中に飛び散ったり、こぼれたりしたときの汚れは、放置すればするほど取りにくくなってしまいます。さらに、ムワっとこもったニオイの原因にも……。

庫内の油汚れは冷えた状態だと固まっていて取れにくいので、温めて汚れを浮かせるのがベスト。「温める・蒸らす・拭く」だけでOKの、一番カンタンにできるお掃除方法をご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。

使うのは「重曹」

口に入れるものを温める電子レンジなので、強い洗剤はなるべく使いたくないですよね。そこでおすすめなのが「重曹」です。

酸性の性質をもつ油汚れには、反対の性質をもつアルカリ性の重曹が効果的! 重曹にはニオイを吸着する作用があり消臭効果が期待できるため、電子レンジのお掃除に最適ですよ。
「セスキ炭酸ソーダ」でも、同じ方法でのお掃除が可能です。

工程1「重曹水を温める」

電子レンジの簡単掃除「重曹水を温める」

耐熱容器に、水200mlと重曹大さじ1を入れて溶かし、重曹水を用意します。電子レンジに重曹水を入れ、フタをせずに600Wで5分ほど温めます。

工程2「そのまま放置する」

扉を閉めたまま、15分ほど蒸らして庫内に熱を充満させます。固まった油汚れをやわらかくするためには、この工程がポイントになります。

工程3「拭き取る」

電子レンジの簡単掃除方法「拭きあげる」

クロスやキッチンペーパーなどで、庫内の蒸気を拭き取るように庫内全体を拭きます。重曹やセスキは二度拭きしなくてOKなので、ラクにお掃除が完了! ただし、跡が白っぽく残ることもあるので、しっかり拭きあげるようにしましょう。

こびりついたような頑固な汚れがある場合には、このお掃除で使った重曹水(温かい状態のもの)をクロスやキッチンペーパーに少し垂らして拭きあげると、スルッと汚れを取り除くことができます。その際は、ヤケドに注意して拭くようにしてくださいね。

庫内の「天井」と「扉」の拭き掃除も忘れずに!

庫内の天井や扉の拭き掃除も忘れずに

飛び散った汚れが溜まりやすいのが、庫内の天井部分です。上記のお掃除で庫内が温かいうちに、天井もしっかり拭きましょう。
庫内だけでなく、電子レンジの外側の拭き掃除も忘れずにおこなってください。食材や調味料がついた手で触れることもある場所なので、アルコールやセスキスプレーなどで拭きあげると完ぺきです。

よく使うからこそ、簡単な方法で気づいたときにパパッとお掃除! サッと拭く習慣をつけるだけでも汚れが溜まりにくくなるので、意識してみてくださいね。

取材協力:タスカジ

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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