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「お風呂の床の取れない汚れ」は洗剤が間違っていた。皮脂汚れやぬめりがごっそり取れる“プロの掃除術”

家のこと

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2022.11.12

お風呂の印象を左右する「床」。常に清潔な状態をキープできていますか? 今回は、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のmachamachaさんに、お風呂の床をキレイにするための掃除方法と、愛用しているおすすめアイテムについて教えていただきました。

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連載:家事の達人「タスカジ」さんに教わる“家事術”

教えてくれたのは……タスカジのmachamachaさん

machamachaさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」ハウスキーパー。家事歴36年。タスカジアンバサダーとして雑誌取材やwebメディア記事掲載などに多数出演。
整理収納や掃除を通して、居心地のいい空間づくり、暮らしやすくするためのお手伝いを実践。100円グッズをはじめとした家事アイテムにも詳しく、より時短で楽に片付けや掃除ができる方法を提案している。北欧式整理収納プランナー。

使っている洗剤、間違っていませんか?

こまめに掃除していても、いつの間にか汚れが溜まってしまうお風呂の床。床の色にもよりますが、黒ずんで見えたり、白っぽく見えたりしますよね。
一見同じように見える床汚れでも、汚れの種類はさまざまです。汚れが落ちないな……と感じる原因は、適した洗剤を使っていないからかもしれません。
それぞれの汚れに適した洗剤を使用することで、掃除がラクになりますよ!

・ぬめり、ピンク汚れ……一般的なお風呂用洗剤


・皮脂汚れ、石けんカス……アルカリ性成分の入ったお風呂用洗剤


・水アカ汚れ……クエン酸スプレー(市販品、または、水200mlに小さじ1のクエン酸の粉末を混ぜたもの)

・黒カビ汚れ……塩素系洗剤
マジックリンバスタブクレンジングクエン酸スプレー塩素系洗剤

「洗剤の使いわけ+時間をおく」のがポイント

お風呂の床は、基本的には「床全体に洗剤をスプレーして時間をおき、スポンジやブラシなどでこすって水で十分に洗い流す」ことでキレイになります。髪の毛や皮脂汚れなどの汚れがたくさんついている場合は、ある程度水で流しながらこすり洗いをし、汚れを取り除いてから洗剤をスプレーするようにしてください。

洗剤をスプレーした後は、すぐにこすり上げるのではなく、「時間をおいてから」がポイント。時間をおくことで、汚れが浮き上がり分解されやすくなります。

※洗剤によっては、混ざると有毒ガスなどが出て危険な洗剤がありますので、使用上の注意を確認してから使用してください。2種類以上の洗剤を使用する場合は、最初に使用した洗剤をしっかり洗い流してから次の洗剤を使用するなど、混ざらないように注意してください。

お風呂の床は、部分的に掃除するのはNG


せっかくお風呂の床掃除をしたのに、汚れを落とした部分が逆に目立ってしまった経験はありませんか?お風呂の床掃除のポイント

汚れが気になる部分だけを掃除をすると、黒い床の場合は洗った場所が白っぽく見えてしまうなど、逆に目立ってしまうことも。水アカ汚れをクエン酸で落としたときには、とくにそのような傾向にあるので注意しましょう。
面積の広い床は、部分的に掃除するのではなく、ムラなく全体的に掃除するのが大切です。

タスカジさんが愛用!お風呂の床掃除アイテム2選

床掃除に使用するのは、いろいろなお風呂用ブラシやスポンジで対応してOKです。その中でも、私のおすすめアイテムは、こちらの2点!


ダイソー「90度植毛 排水口ブラシ」110円(税込)お掃除のプロおすすめグッズ「90度植毛排水口ブラシ」

このブラシは、お仕事でも愛用しています。浴室のカウンターの奥など、手が届きにくい場所も隅までこすり洗いしやすいのが◎。手に持ちやすくて力が入れやすく、フックつきで浮かし収納ができるところもポイントです。奥まで届きやすい「排水口ブラシ」

ニトリ「水だけで洗えるバスブラシスポンジ マイクロファイバー」399円(税込)水だけで洗えるバスブラシスポンジ マイクロファイバー

毛足が長くコシが強いブラシ面と、ソフトなマイクロ繊維面の2つがひとつのスポンジになった、便利アイテム。洗う場所に応じて使いわけができます。お風呂の床をこするときには、ブラシ面がぴったり!
こちらもフックにかけられて浮かし収納が可能なので、衛生面も◎です。両面使えて便利な「バスブラシスポンジ マイクロファイバー」

使いやすさはもちろんですが、「そこにあることで掃除しやすくなる」のも掃除の基本です。すぐ手に届く場所に収納できるアイテムを取り入れると、掃除が習慣になりやすいですよ。

洗剤の種類を上手に使いわけて便利アイテムを活用しながら、清潔な状態をキープしてくださいね。
※いずれの洗剤も、パッケージの表示の注意点をよく確認してから掃除をおこなってください。

取材協力:タスカジ

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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