教えてくれたのは……machamachaさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」ハウスキーパー。これまで約500件のご家庭を担当。整理収納や掃除を通して、居心地のいい空間づくり、暮らしやすくするためのお手伝いを実践。100円グッズをはじめとした家事アイテムにも詳しく、より時短で楽に片付けや掃除ができる方法を提案している。北欧式整理収納プランナー。
トイレのココ、掃除し忘れていない?
便器の内側やまわりは掃除したけれど、実は意外と汚れている場所があります。それはトイレの換気扇と壁です。この部分にはたくさんのほこりがついているので要注意。トイレットペーパーを出すときの細かい繊維や、衣服を脱ぎ着するときに出る繊維のほこりなどで、壁は意外とほこりがたくさんついているんですよ。
そして特に忘れがちなのは、便器の外側の奥の部分です。ここは手も届きにくいので掃除しない方も多いですが、ほこりがかなり溜まっている場所。しっかり掃除しましょう。
トイレをピカピカにするための「3つの掃除手順」
(1)まずは換気扇をキレイに
まずは換気扇カバーを外して、フィルターのほこりを掃除機で吸い取ります。その後フィルターを「トイレクイックル」などのウェットシートで拭き取りましょう。
もし汚れがひどい場合は、中性洗剤とブラシなどを使って洗い、乾かしてからつけます。
換気扇カバーにフィルターをつけると、定期的にカバーを付け替えるだけで本体が汚れにくくなり便利ですよ。
(2)トイレ全体のほこり取り
次にトイレ全体のほこり汚れを取りましょう。「クイックルワイパーハンディ伸び縮みタイプ」など伸びるものを使って、天井や壁などトイレ全体的にほこり取りをします。このとき高い方から低い方へワイパーを動かしてくださいね。
壁などについたほこりが落ちたら、床に掃除機をかけましょう。
掃除機をかけたくない方は、フロアワイパーなどにドライシートをはさんで、床のほこりや汚れを取りましょう。柄が長いものなら、屈まなくても掃除ができて便利ですよ。
(3)拭き掃除は上から下へ拭く
最後に、トイレ全体を拭き掃除しましょう。フロアワイパーなどに「トイレクイックル」などのウェットシートをはさんで、壁を上から下へ拭きましょう。
床面も最後に拭きます。便器の奥など手の届きにくいところには、短めのワイパー「クイックルミニワイパー」が便利です。
はいつくばらずに床を拭けると思うと、トイレ掃除のハードルもグンと下がりますよ!
トイレの奥も忘れずに、しっかりほこりや汚れを取りましょう。
トイレの壁や便器の奥は、掃除しにくいからといって掃除をしていないとニオイの原因にもなります。もし「掃除してないかも……」と思った方は、奥まで手を伸ばしてみてくださいね。
取材協力:タスカジ