とーちゃんは「どうがはいしん」したことあるのかな?
「どーせ無理」を無くしてみない?
私は小学生の頃「将来、漫画家になりたい」と言っていました。
周りの大人は「漫画家なんてひと握りの人間しかなれない、無理だよ」と笑いました。
当時の私は「それなら無理だな」と絵の道を諦めてしまいました。
しかし絵を描くのが好きだということを40過ぎてから改めて思い出し、結果的に小学生の頃の夢にたどり着いてしまった私がいます。
北海道で宇宙開発に関わっている植松努さんは「どーせ無理」という言葉について“人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉"であり、“唱えるだけで何もしなくて済んでしまう、とっても楽チンでおそろしい言葉"だと言っています。
実際12歳の私は、この言葉で一度なりたかったものの夢を手放してしまいました。
学生時代、宇宙にロケットを飛ばしたいと言った植松さんを「どーせ無理」と罵った学校の先生は、ロケットを飛ばしたことなんてない人でした。
私に「漫画家なんて」と言った人も、植松さんに「宇宙開発なんて」と言った人も。
どちらもその仕事にチャレンジしたことがない人だったんです。
植松さんは言っています。「思うは招く」んだと。
だから「どーせ無理」の代わりに「だったらこうしてみたら?」と言ってみませんか、と。
もしも子どもが「動画配信やってみたい」と言ったとき。
「どーせ無理」ではなく「だったら動画のこと勉強出来るアプリを入れてみる?」とか「詳しい人に話を聞きに行ってみたら?」って言ってもらえたら、その言葉が自信に繋がり、いつか夢を呼び寄せるかもしれません。
「だったらこうしてみたら?」
みんなで流行らせてみませんか。
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