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評価ってそんなに大切なの?『しょう』がとれなくてもいいよね?【トイトイの問い 第26話】

カルチャー

2024.05.25

私たちの日常にある「あたりまえ」。「どうして?」と問われたとき、はっきりと理由を答えられるものはどれだけあるでしょうか。「あたりまえ」への疑問の答えは、きっとひとつではありません。 トイプードルのトイトイと、猫のモラ。2匹の視点から生まれた疑問に、あなたなりの答えを見つけてみませんか?

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連載:トイトイの問い

評価ってそんなに大切なの?

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まんが

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まんが

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まんが

『しょう』ってとれないとダメなものなの?

私が小学生だったころ。
壁に貼り出されたクラスの絵で金色の折り紙が付いている子は「特に良い絵」という評価をもらっていました。
自分の絵にその折り紙が付いたときは嬉しかったけれど、付いていなかった時はとても悲しかった事を覚えています。

自分が親になって、子どもの通う幼稚園が地域の「お母さんの絵コンクール」のようなものに参加することになり、母の日に描いた我が子の絵が展示されました。
何百人もの園児が描いたお母さんの絵。
たくさん飾られた何枚かの絵には「入賞」の札がついていました。

どの絵もお母さんを一生懸命描いていて、とっても素敵でした。
なのに『賞』というものが生まれた途端『賞を取ったなら、これが上手い絵だ』という価値観が生まれてしまうことは悲しいなと思います。

10人の大人がいいと言った絵が、誰にとってもいい絵とは限りません。
10人の大人が好きじゃないと言った絵でも、誰かにとってはいい絵かもしれません。

学校の成績にしても、会社の評価にしても。
たった数人の誰かが決めた評価がその人の全てではありません。

限られた視点の評価に振り回されず、常に自分にとって大切な視点で物事を見ていきたいですね。

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著者

水谷アス

水谷アス

発達障害のひとつ、自閉症スペクトラム障害(ASD)当事者でASD児育児中の母。 理屈っぽい変人と言われながら生きてきました。 そんな変わり者の思考をありのままに伝えることが未来の多様性理解のひとつに繋がることを願って、種まきのようにマンガ、文章、音声、様々な媒体で日々発信活動をしています。 読んだ人の心に新しい気づきが芽生えてくれたら嬉しいです。

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