なんで誰もやめないんだろ?
どうしてみんなで嫌なことを頑張るの?
今回のお話のように、みんなが嫌だとわかっているためにお互い牽制しあってやめられないものってありますよね。
そういう状況で多くの人を集めて作業しても『やった』という事実と時間を浪費するだけで、いい仕事は出来ないように思います。
大勢の人が不満を抱えながら惰性でやる仕事より、限られたやる気のある人だけで効率よくやる仕事の方がスムーズで良い仕事になったりするんです。
人は誰かに必要とされたいという基本的欲求を持っています。
『誰かにやらされている』と感じる事は嫌になりますが『誰かの力になれる』と感じると自発的に動けるようになるんです。誰かの力になるということは、その相手から必要とされるということにも繋がりますから。
『他の人が頑張っているから』という理由でやっている仕事の意味。
まずは何の目的で誰のための仕事なのか考えてみませんか。
必要性があって存在する仕事なのであれば必要性の理由について考えてみる。
『昔からずっと続いているから』あたりは、一番不要な理由だったりします。
現代でもなお必要と思えるところだけ残し、誰にとっても必要ない部分はやめてしまっても良いのではないでしょうか。