教えてくれたのは……みけままさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。大手ハウスクリーニング会社に15年勤務していた経験を生かしたテクニックで、家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジの講座の講師としても活動している。取材歴多数。
プロが行なう掃除ルーティンを大公開!
私が朝行っている掃除ルーティンをご紹介します。毎朝、主にこの3つを行なうことで、気持ちよく1日を始められますよ。
1 フローリングのモップがけ
朝起きたら、フローリング用のモップを持ち、まずはリビングにモップをかけます。
部屋の入口の壁際から壁づたいに奥までかけて、窓の手前に沿って反対の壁までいったら、そのまま後ろに下がりながら、テーブルの下、家具の間などをかけて、部屋の出口に向かって全体をかけていきます。
朝はほこりが床に落ちるので、効率的にほこりを取るには朝がオススメですよ。
モップのヘッドの方向がポイント!
ゴミやほこりをできるだけ取りこぼさないように、モップのヘッドの方向は常に進行方向を向くように、壁などでターンするときもヘッドを回転させるようにして動かします。
私はダスキンモップを使っていますが、フローリングワイパーでも同様にすると、ゴミをキレイに取れますよ。ときには、ゴミを「掃く」ような動作もポイントです。
使っている掃除グッズはダスキンモップ
フローリングのお掃除には、私はダスキンのレンタルモップ(スタイルフロア/ララ)を使っています。
クリーナーもセットでレンタルしているため、集めたゴミは下から、モップについたゴミは付属のノズルで吸うことができてとても便利です。
2 洗面所のフローリングワイパーがけ
次に、洗面所にフローリングワイパーもかけます。
ここは、私と娘が朝の身支度を終えて、洗濯機から洗った洗濯物を出したら、必ず全体をかけます。洗濯物には繊維クズや髪の毛が結構ついているので、そういったゴミをここから外にできるだけ出さないようにワイパーをかけています。
使用後のシートは最後まで活用することがポイント!
洗面所のフローリングワイパーはだいたい週一回交換していますが、片面を使用したら、裏返してキレイな面で洗濯機の下にある洗濯パンのすき間や、洗濯機の排水口回りを拭いてから捨てます。
こうすることで、排水口周りがほこりまみれにならず、大掃除の負担も全然違いますよ!
ユニ・チャームのドライシートが一押し
洗面所のフローリングワイパーはいろいろ試してみましたが、しっかりゴミをキャッチして、かつキャッチ力が持続するのはユニ・チャームの「超毛束ドライシート」が一押しです。
3 浴槽掃除はこすらない!
最後は浴槽掃除をします。
洗濯に残り湯を使うので、それが終わったらお湯を抜いて洗剤をスプレーして、数分後に勢いよくシャワーをあてて一気に流します。
忙しい朝はスプレーするだけで汚れが落ちる洗剤を使い、こすり洗いはしていません!
こすり洗い不要な洗剤を愛用中
浴槽掃除用の洗剤は、最近は花王のエアジェットを使っています。浴槽は皮脂汚れが多いですが、スッキリ落とせて洗い残しが気になることはありません。
朝あえてやらないのは……
朝、わざわざ時間を取ってやらないのは洗面台の掃除や、キッチンの掃除です。どちらも手拭きタオルや、食器拭き用クロスが掃除用の雑巾がわりになっているため、さっと拭いてタオルを洗濯機に入れたらおしまいです。
もし、時間に余裕があればラグやホットカーペット、布張りのソファーなども朝一番、部屋の明かりはつけずに掃除機をかけています。ダニは夜行性なので朝が来ても光が当たらなければ、まだ表面にいる可能性大なんですよ。
私の朝の掃除ルーティンをご紹介しました。頑張りすぎず、毎日できることだけやっていますが、これだけでも家に帰ったとき、自分や家族が気持ちよく家で過ごせますよ!
取材協力:家事代行マッチングサービス「タスカジ」