「今がいちばん好き」と言える関係
このコラムを読んでくれている方は、「知ってます」って感じだと思うけど、私は夫のことが大好きだ。
出会って24年ほど経つが、この24年の中で今が一番好き。「好き」という気持ちを日々更新し続けている。
24年、ずっとそうだったわけではない。その間には、山あり谷あり、1度別れてしばらく距離を取っていた時期もある。
それでも、縁があり夫婦となった。夫婦になってから数年は、ケンカも多かったし、「離婚」という言葉が出たことだってある。
けど、そのいろいろを乗り越えて、「夫のことが大好き!」と言える自分がいる。
そして私は、夫のことが大好きな自分のことも大好きだ。そんな私たちを見て育った娘は、「パパとママは、お互いに大好き同士だね」と言う。
夫は、私みたいに気持ちを言葉にするのが得意なタイプではないので、言葉にすることは少ないけれど、まわりから見ていても、私への「好き」が駄々洩れしているっぽいので、私はとても満足だ。
“パートナーが好き”と言う人が少ない理由
なぜこんな話をしているかというと、夫婦という関係において、パートナーのことを大好き! と言う人があまりに少ないなと感じるから。
でもね、言わないだけで絶対みんなパートナーのこと好きだよね? 好きじゃないわけないよね?
ランチやお茶をするたびに、パートナーの悪口を永遠言い続けてる友人が何人かいる。「帰ってくるとテンション下がる」とか、「顔見るだけでイライラする」とか。
人間だもの。好きだった人を好きじゃなくなることはある。だけど、そこまでいやなら、その関係を変える努力をしたらいいのになぁと思う。
私が夫とうまくいっていなかったとき、私は、「ケンカばかりの日々や、この人を嫌いだなぁと思いながら生活していくのはいやだなぁ」と思った。だから、そこから、どう抜け出すかを考えて、行動した。
パートナーの愚痴を聞くのはいやではないけど、他責にただネガティブな発言を続ける人とは、距離を取るようにしている。
そして、もう1つのパターンがあって、発言はネガティブだけど、実際の関係は円満な人。
「旦那と一緒にいるのいやなんだよね」と言いながら、定期的に夫婦で出かけている友人。
「旦那のこと好きとか、そういうこと考えるのがいやだ」と言いながら、見ていると、「そんなこと言いながら、けっこう好きじゃん」と思うような友人。
だめなわけじゃなくて、自分が感じているその素敵な感情をもっと素直に受け入れたらいいのになと思う。
言葉は、現実をつくっていく
照れ隠しなんだとしても、自分が感じている気持ちと裏腹なことを“言葉”にして発信していると、知らず知らずのうちに、“言葉”として発していることが現実になってしまう。
“引き寄せの法則”とか、“言霊”と言う言葉を聞いたことがあると思う。それは、けっして難しいことじゃない。”日々何気なく発している言葉が、自分の人生をつくっている”ということを、もっとみんな意識したほうが良い。
ポジティブな発信だけで生きていくのが難しいのはわかる。けど、心の中ではポジティブなことを、ネガティブに発信することが日常的にあるのなら、それは意識的に減らしたほうがいい。
心の中にある素敵な感情を、無意識にネガティブに変換してしまうクセがついてる人は多い。ポジティブな気持ちを感じたら、できるだけその気持ちをしっかり言葉にして発信してみてほしい。
「ありがとう」「うれしい」「たのしい」「すき」「おいしい」
人からどう思われるとか、どう見られるとか……。そんなのどうでもよくない?
40歳を過ぎたら、若い頃より図々しく生きられるようになってるよね? 細かいことは気にしなくなってきてるよね?
年齢を重ねたことで身に着けた良いところを活かして、もっともっと、自分が感じた素敵な感情を、しっかり味わい尽くすということを意識してみてほしい。
自分が感じていることを、自分のためにしっかり感じて、言葉にする。
そういう人が素敵だなぁって思うし、そういう人が増えたら良いなぁって思うんだよね。
突然変われなくても、今日何か1つ。自分の中の素敵な感情を、そのまま言葉にして発信してみて。
きっと、その言葉が、今見えている世界を少しだけ変えてくれるから。



